大長編ドラえもん11 のび太のドラビアンナイト: 大長編ドラえもん 11 (てんとう虫コミックス大長編ドラえもん VOL. 11)

  • 小学館
3.81
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091417510

作品紹介・あらすじ

●あらすじ●のび太としずちゃんは、絵本入りこみぐつを使い、絵本のお話を実体験して楽しんでいた。でも、ジャイアンとスネ夫によって話がメチャクチャにされてしまい、しずちゃんはおこって、先に帰ってしまう。ところが、しずちゃんはトラブルに巻きこまれて、絵本入りこみぐつを片方なくしてしまい、絵本の中から出られなくなってしまっていた!! 次の日、のび太とドラえもんは、アラビアンナイトの絵本の中に絵本入りこみぐつを発見し、しずちゃんがまだ絵本の中にいることを知る。さっそく、助けに行こうとするが、肝心の絵本をママに焼かれてしまう!! さんざん考えたあげく、のび太たちはジャイアンとスネ夫をさそって、アラビアンナイトに登場する実在の人物がいた時代のアラビアに行くことに。ちょっとたよりないロボットガイド、ミクジンを先導に、のび太たちは時間旅行に出発した!! あふれる愛と勇気と友情の大長編シリーズ第11弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 絵本入りこみぐつで絵本の世界を冒険していたのび太たち。そんな中、しずかがアラビアンナイトの世界に取り残されてしまう。彼女を助ける手がかりを掴むため、アラビアンナイトの舞台となった過去へと旅立つ。

    ぼくが初めて映画館で見たドラえもん作品。入場者プレゼントの動くドラえもんのおもちゃが懐かしい。当時は大判のコミックを持っていたけど、家のどこかに消えてしまったので通常サイズを再購入。

    アラビアンナイトの時代で、現実世界の中にあるファンタジーと出会いながら冒険を繰り広げるのが面白い。最初の絵本入りこみぐつだけでも一本作れそうなアイデアだよね。ドラえもんはポケットを無くしたこともあって目立たず、シンドバッドの魔法グッズにワクワクの主役を譲ってる印象。

    ひみつ道具なしで砂漠や嵐を乗り切るという過酷な旅路。しずかちゃんなんて絵本に取り残され、奴隷商人に売られたり一人で砂漠を逃げたり散々すぎるよね(笑) そんな時でもみんなが助けに来てくれると信じ続けるところが熱い。

    あと、魔法グッズを奪われて意気消沈したシンドバッドがのび太たちの励ます言葉を聞いて、「わしは心にまで年をとらせたらしい…」と立ち直るシーンも好き。年をとっても年下からの言葉を素直に受け取って立ち上がれる若い心を持っていたいね。

  • 794年のバグダッドの人口は200万であった。

  • 大長編ドラえもんの11作目・のび太のドラビアンナイト。

    今回の舞台はアラビアン・ナイトの世界。
    絵本に取り残されたしずかちゃんを救出するために、のび太たちの冒険の始まりです。

    ほんとのようなうその話のアラビアン・ナイトの中から、うそのようなほんとの話を探し出して、しずかちゃんを助けに行きます。

    今回は活躍するのはのび太たちでなく、船乗りシンドバッド。
    「わしは心にまで年を取らせたらしい」
    おお、復帰宣言がかっこいい。




    すんごい今更なんですけど、なんで漫画はしずちゃんって呼ぶの?

  • 子供の。千夜一夜物語を読もうとしたのは去年のことか。
    1001を掛けると~という算数遊びがあったなぁ。もう覚えていない。

  • この頃「ドラビアンナイト」の影響で「アラビアンナイト」と
    言いにくくなった。。。。

  • いやだね、夢のない奴って

    試してみもしないで笑うな

    何べんも死にそうな目に遭いながら、その度に知恵と勇気で切り抜けて、また新しい冒険に挑んでいく!

  • ドラえもんの秘密道具を使って、のび太達は本の中に行った。でも、静香戻ってなかった。そして、ママは本を焼いてしまった。しょうがない時、皆タイムマシンで使って、不思議な童話に行った。この本の一部分は千夜一夜物語の人物に触れている。本を読むと千夜一夜物語の内容を少し知っていた。だから、この本は子供の皆さん読んだほうがいいと思う。

  • 僕にとってのアラビアンナイトの入門書。イスラム圏に興味を持った初めての場でした。ただし、同時上映の『ドラミちゃん:アララ少年山賊団』のほうが、僕の中では評価高し。前半のしずかちゃんはかわいそうすぎ、後半のジャイアンは格好良すぎです。どこかオマヌケのシンドバッドも良い味だしていますよね。

    今読み返すと、ハッサンとクマサン(スネ夫とジャイアン)というネーミングセンスも面白し。

  • 久しぶりに『大長編ドラえもん』を読む。シリーズ十一作目今回の『大長編ドラえもん のび太のドラビアンナイト』だ。
    藤子不二雄は大好きなのだが、ドラえもんは数が多いので既刊のものでも全て読んだわけではない。とはいえ『コロコロコミック』を読んでいたのでてんとう虫コミックス収録作品はほとんど読んでいるのだと思う。最初の『大長編ドラえもん』は短編であった「のび太の恐竜」の続きを描くという新しい試みで、小学生時代にわくわくして連載に目を通していた。タイムパトロールのかっこいいこと。それはそれとして好きなのは第二弾の『のび太の宇宙開拓史』だ。遠い宇宙の星とのび太の部屋がつながってしまうという設定。これは未来の世界とトンネルができてしまう『みきおとミキオ』やパラレル・ワールドとつながってしまう『ふたりぼっち』などと同様の着想だと思う。
    『鉄人兵団』くらいまでは読んだ覚えがあるのだが、今回の『ドラビアンナイト』は様子が違う。冒頭でも退屈な夏休みをドラえもんに何とかしてもらおうと話すスネ夫とジャイアンが、さんざん冒険したから行くとこがないなどとぼやく楽屋落ち的シーンがあり、藤子・F・不二雄の毎年の苦労がうかがえる。全体を通したトーンものんびりしており、ドラえもんの道具の活躍はあまりない。反面、『TPぼん』のように古き良き(?)アラビア世界を紹介してくれるという楽しみがある。
    最終的に未来の道具(?)をシンドバッドに与えた者の正体が明かされなかったのが残念だ。もう三十ページほどあればそこら辺も絡められたのかもしれないが紙数が尽きたか。

  • ★×∞

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