- Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091816931
感想・レビュー・書評
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世界情勢も、当時とは変わってるんやろな…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
選ぶならやはり「すべての人に花束を」か。待ってましたの太平さんバージョン。太助もいい感じで活躍。そのうち百合子バージョンも登場するのだろうか。
しかし最終ページの美しさでは「ラザーニェ奇譚」と「アレクセイエフからの伝言」も捨てがたい。いや、久々の講師姿を拝めた「屋根の下の巴里」も良かったし、ニューヨークがちょい役の「赤の女」も。自転車に嬉々としてまたがるキートンの人柄がみれる「昼下がりの大冒険」も候補に挙がるが、サバイバル臭ただよう「黒い森」もこれまた逸品。かといって「小さな巨人」が嫌いなわけじゃない。
全部書いてしもた(笑) -
シリーズは全部好きなんだが、久しぶりに読み返した。学祭のパンフのタイトルネタになった「屋根の下の巴里」と「昼下がりの大冒険」はこの巻だったのか。
「まだB +ですか」だったかね。まあ楽屋ネタなのによくタイトルにしたよな。ミスチルの桜井くんになんで?って聞かれたんだった。
後者は、シティの中で皇太子御用達のアイスクリーム屋さんを追っかける話、今読むからしみるんだわ。 -
東京の大学を首になり、パリのシモンズ社会人学校で教鞭を執るキートン。しかしこの学校も、もうすぐ廃校になることが決まっている。
最後の授業のエピソード、A+の名教授の話が
好きです。
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人間は一生学び続けるべきです。 人間には好奇心、知る喜びがある。
肩書きや出世して大臣になるために、学ぶのではないのです……
…………………
では、なぜ学び続けるのでしょう?
…………それが人間の使命だからです。
(「屋根の下の巴里」) -
今までも、そしてこれからも
バイブル的な存在です。
一番好きなマンガの一つ。 -
本書をきっかけに、僕は考古学(特に本書の物語の核となる「西欧文明ドナウ起源論」)や東西冷戦構造に、一時期かなり興味を持ったものです。主人公の平賀・キートン・太一の経歴、リアルにありえない〜!と思いつつも、格好良いので問題なし(ただし、たまにおっちょこちょい)。友情と愛情が詰まった最終回は特に名作ですね。
浦沢作品の中でも特に人物描写が優れていて、登場人物の誰もが魅力的です。 -
全巻あげたい所ですが、特に気に入った話の収録巻を。
「昼下がりの大冒険」
昔読んだときはアイスクリーム屋を自転車で追っかけるのにあこがれたけど、
今は、「俺たちは何歳になったら成熟するんだろう」という台詞がしみすぎて痛い。
大人になるのってむずかしい。 -
「屋根の下の巴里」のユーリ先生の台詞は何回読んでも泣ける・・・