- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091825803
感想・レビュー・書評
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週刊スピリッツで先が気になる度では一番かもしれない。
凶暴化し次々と襲いかかる人間。
都市の交通は麻痺。逃げるオタクの青年と少女。
アメリカのホラー映画「Night of the Living Dead」を彷彿とさせる。
ってか噛まれたら感染するとかそのまんま。
前触れもなくゾンビが襲いかかってくるスリルとか、無機質に垂れ流されるテレビからのあてにならない情報とか、設定はそっくり。
けれど、この漫画は成長を描いている。
あやふやであり続けた青年。
けれど、彼女を自分の手で殺した所から、自分の意思で逃げ始める。
居場所のなかった少女。
友達のような、憎むべき相手のようなクラスメイトを「殺させて」と頼む。
似た境遇、閉塞感から抜け出すきっかけを、お互いの姿から見出そうとする。
そんな姿は絶望的な状況下にあって、どこか微笑ましく見える。
少しづつ決意のできる人間に進もうとする。
「自分はヒーローなんだ」って言い聞かせながら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いやーめっちゃ良いとおもう、一巻まるまる使って丁寧に導入してくれた
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面白い
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3巻まで読んだ。世の中を斜めに見る視点が独特で面白い。グロ描写もあるので好み。少し展開の遅さが気になるが最後まで読みたい漫画。
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いやぁ、面白い!
映画がとても好きなので、
念願かなって原作に手を付けたのだが、
主人公の精神病様状態が実は重要なポイントになっているとは!
セリフや描写が実に花沢健吾的。 -
こんなご時世だから明るい作品に触れた方がきっと精神衛生には良いなとは思ってるんだけど、
こういうテイストの作品を求めてしまうんだよな。
一抹の希望がありますように。 -
うだつの上がらない日常風景の描写に引き込まれる
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てっこのメールの返信、リアルやな…相手が落ち込んでる時にこう言うメール返してくる女、結構いる。読む方は謝ってくれてるし、自分を好きだと言ってくれてるし、ってなるんだが、実際はなんも考えずただ謝って、もうしません、って言ってるだけの口だけ女だよ。
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リアリティが強かった。エロ要素が多かった。