シュトヘル (6) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2012年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091845504
作品紹介・あらすじ
西夏の文字盤・玉音同を抱え蒙古支配圏から金国に逃れたユルールと須藤。しかし蒙古の追撃はやまず国境を越え追っ手が迫る。さらに金の将軍ジルグスは玉音同を対蒙古外交戦の切り札と位置づけ、その奪取に動き始めるーー!!
感想・レビュー・書評
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人の生死も、国の存亡も、部族の命運も、儘ならぬ。
闘いに駆り立てるはただ、己の愛憎の念。
守るものを失い、怨念を育み、望むのは何か?
鬼気迫るハラバルの強襲が圧巻です。
ユルールの信念は禍いを呼ぶのでしょうか。
関わるひとは皆、惨憺たる有様ですね。
4〜6巻まで読了です。
暫く振りに続きを読みましたが、ユルールが逞しく育ってきたなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4〜6巻までレンタルで読了。
文字が記し遺す歴史。それに救われる人も蔑まれる人も、文字を守る人も憎む人もいる。歴史は暗記する名詞の羅列じゃなくて、人の生きたドラマなんだと、しみじみ思う。これを読むと。
ハラバルが格好よすぎる。シュトヘルとユルールの再開が待ち遠しい。スドーも成長してきて良かった。あと吉祥山(グルシャン)おじいちゃんも渋い。
ハラバルとシュトヘルが無双するアクションは痛快だし、複雑で強烈な思惑絡み合う人間関係のドラマも胸を熱くする良作。 -
前巻にハラバル兄がほとんど登場せず残念に思ったらば、今回は大活躍。大好きだ!ハラバルの乗る馬、走って跳んで潰して殺してって、ラオウの黒王号みたいだ。人馬セットでいつまでも見ていたいのだが…。そんなところで終わんないで(泣)。
相変わらず、血しぶきがこちらまで飛んできそうな迫力の絵を描く漫画家さんだなあ。緊張が途切れないのも素晴らしい。切った張ったが激しいが、扱うテーマは真摯で深い。『皇国の守護者』はあんな終わり方になってしまったけれど、この物語は最後まで語ってくれそうな予感(帯の賛辞が大ごとになってきて嬉しい)。 -
安定のユルール、安定のスドー。
しかし、またパーティー分断かぁ…。うむむ。
どうにも目がつるつる滑る巻だった。
また頭から一気に読まないと駄目かな。 -
南宋との対比で金国代表は必要だったのかもしれないけれど
全体から見てジルクスさんをここまで重しおかなくてもよかったのでは
と完結してもいないのに決め付けて思う
キャラクタ種類としてはありだけれども -
コミック
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2016-8-24
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じーさん無双かと思ったら…虎きたーー!