白暮のクロニクル 1 (ビッグ コミックス)

  • 小学館
3.84
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本棚登録 : 811
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091858474

感想・レビュー・書評

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  • 不死者的な存在が現実世界にいたら?という世界観を元に描いた殺人ミステリー。設定自体に目新しさは無いが、世界の丁寧な書き方にベテランを感じる。現代社会を基準に世界観を広げているので、リアリティが段違いだ。設定情報の出し方や小物の入れ方などが自然で嘘っぽさがない。サーッと読んでも読み返す必要が皆無。

  • 行方不明だった白暮のクロニクル1巻が出てきたので、読んだ。今までの作風(っていうほど読んでないけど)とちょっと違ってて面白いw早く2巻読まないと3巻出ちゃうアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ

  • バストのアハトアハトには笑ったが。いやさすがはゆうきまさみといったところで。特に追ってないから見つけたら漫画は買うようにしているのですが,氏の作品は少々飽きていたのですけど,試し読みができたので読んでみたら……見事に引き込まれましたね、さすがです。

  • 不老不死のオキナガ(息長)という種族が、市民権を得ている仮想日本でのミステリー。
    ま、まずオキナガがなんで認知されているかが不思議で仕方ないのですが。こういう場合、日の目を見ないように息を潜めているんだと思うんだけどね。オキナガだけに。

    認知されているといっても、存在が証明されているというだけで、オキナガという種そのものに対しての敵対心みたいなものは根強くある社会です。
    オキナガというのは、要するに吸血鬼なわけで。存在が証明されたUMAってとこですかね。見た目は人間だけど、本質は別物。
    似ているだけに、本能的な部分で反感もあるだろうし、根ざしているところが深いだけに、すり合わせることも難しい。
    そこの心の隙間をついて、オキナガ殺しを唆すやからもいるようです。

    とまあ、イントロダクションな1巻なので、いろいろと伏線だらけのようですね。これは読み返し甲斐のありそうなマンガになりそうです。

    とりあえずわかっていることは、ゆうきまさみは眉毛の太い女性が好き。

  • 現在2巻まで

  • ゆうきまさみの作品というと、『機動警察パトレイバー』よりも『究極超人あ〜る』の方のイメージが強い。つまり、ギャグ漫画のほうが。

    でも、本作品はシリアスなミステリーのようなので、ちょっと意外な印象を受けました。あくまでも個人的感想ですが(笑)もっとも、ところどころにギャグ的要素が鏤められているのはやはりゆうきまさみ的!

    考えてみれば、死なない存在である「オキナガ」をターゲットにした連続殺人なんて随分シニカルな事件です。

    「ひつじ年の殺人者」通称「羊殺し」とは何者なのか?

    いや、そもそも、オキナガ自体何者なのか?

    太陽光に弱い。不老不死。心臓をつぶされない限りは死なないと来れば、彼の存在を想起させますが、どうなのでしょう?血に関する場面を見るとやはりそうなのか!?と思われましたが。

    謎が謎を呼び次巻に続く!

  • 長命者=オキナガがいる世界。
    12年に一度、羊年に起こる「羊殺し」と呼ばれる連続オキナガ殺人があった。「羊殺し」への雪村魁の執着の理由とは……

    2巻ですでに過去編とは早い展開だな~
    バーディー打ち切りは残念だったけど、こっちもかなり面白い!SF(少し不思議な)ミステリーはすごくスピリッツぽいので、人気出てほしいです。

  • 流石すな。ゆうきまさみセンセの代表作はいろいろ挙がるとは思うんだ。あ〜るとかね。じゃじゃ馬とかね。パトレイバーとかね。でも、オレにとっては、ゆうきまさみセンセって言えば月サンに連載されてた鉄腕バーディーなのさ。あの設定の斬新さとストーリーの引き込み方ってのは、当時他に類を見ない漫画家だったと思う。そんな昔話を思い出させるほど、本作はセンセのストーリーテラーっぷりを主張しまくってる。さぁ、どこまで風呂敷が広がってどうやって畳んで行くか。期待してます。

  • 一般的には不死身と言われている「オキナガ」である男性と、厚生労働省で働いている女性とのミステリーマンガ。
    友人のオススメでもありましたが、犯人は途中で察してしまい、結果の犯人像の絞込みでもよくある理由ではありましたが、構成は面白いと感じました。
    今後、オキナガがどう関わってくるのか、羊殺しというキーワードがどうかかわってくるかですね。

  • オキナガは死なないけど、死ぬこともあるという設定が面白いなと思った。
    今後に期待!

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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