インバウンド

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863353

感想・レビュー・書評

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  • お仕事と友情の女の子のお話。
    ドラマチックで話は展開されていくのですが、わたしとしてはちょっと好みではなかったです。もっとドタバタしてほしかった。でもまぁ、目の前の人ではないとはいえ、お仕事の人とはいえ、相手は人間だから心優しく対応しようと思いました。

  • コールセンター。短いコールの受電専門。わたしの前職もインバウンドだったけど、種類はちょっと違う。それでも、オペレーター、リーダー、SVという組織系や、人の入れ替わりの激しさ、表彰や成績、なんてのは一緒で、ちょっと複雑な気持ちになったー。

  • コールセンターの事はよく知らなかったけど読みやすかった。
    重くも軽くもない感じで丁度いい

  • 沖縄のコールセンターを舞台に、東京で夢を見つけられなかった理美が、インバウンド業務に習熟し、コンクールを目指す中で自信をつけていく。コールセンターの業務や職場環境については興味深く読めたものの、個々の人間関係の展開が物足りないかな。後半がちょっと急展開すぎるかも。

  • 疑問に思っていた、あんなこと、こんなこと…いろんな面で合点がいった。

  •  東京でリストラされ沖縄に戻ってきた理美が、転職先のコールセンターでお客や上司にもまれながら、少しずつ成長していく。
     キャラクターとストーリーはかなり陳腐だが、コールセンター業界の職業体験小説としてはリアルで興味深く読めた。エージェントに要求される能力と著者の略歴と一瞬重なって見える。エージェントが、台本ならぬスクリプトだけでなく”役名”までもらっているとは知らなかった。

  • 書店でサイン本を見つけ購入。
    この本を読んで元気をもらいました!
    つらかったり、くじけそうになったときに、
    もう一度読みたいな。

  • 東京生活に挫折して沖縄にUターンしてきた主人公が、コールセンターで働くお話。
    軽いのでさくさく読めますが、コールセンターの仕組みが分かります。
    青春企業モノとして、超えるべき壁は薄かったりもしますが、沖縄の空のようにカラッとしたお話でした。

  • 沖縄のコールセンターが舞台の本。コンクールに出場するも惜しくも二位で終わる。

  • 電話の向こう側のコールセンターが沖縄にあるかもしれないなんて。
    コールセンターの実情など、今まで知らなかった豆知識も得ることができる小説。
    これから、コールセンターにかけるときは、インバウンドのことがいつも頭に浮かびそう。

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著者プロフィール

1954年東京都生まれ。東京大学在学中に野田秀樹らと劇団「夢の遊眠社」を設立。企業のエンジニアを経て、シリコンバレーのベンチャー設立に参加。99年「天使の漂流」で第16回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。2005年『覇権の標的』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞を受賞し、デビュー。主な著書に『D列車でいこう』『インバウンド』『横浜黄金町パフィー通り』など。『終電の神様』で第9回エキナカ書店大賞受賞。

「2022年 『終電の神様 殺し屋の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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