インバウンド

著者 :
  • 小学館
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863353

感想・レビュー・書評

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  • コールセンターの仕組みを理解するのにすごく役立ちました。

    インバウンドでの競合との受注合戦の描写やリーダーやSVの役割、電話応対コンクールに関してなどストーリー調でありながら、余計な説明は抜きにキレイに纏まっていて読みやすい一冊です。

  • 余計な描写がなくて読みやすかった。
    コールセンター経験者でなくても面白いと思う。
    沖縄という土地の特殊な地域性と、その地元民には絶対なれない事実が相まって羨望と嫉妬。

  • リストラされた女の子が沖縄を舞台に電話対応コンクール日本一を目指します。読みやすいです。

  • 沖縄のコールセンターで働き、電話応対コンクールで
    優勝を目指す理美の奮闘記。
    受託コールセンターの裏側を垣間見たような感じで
    おもしろい!
    リーダーやSV、同僚との微妙な人間関係もリアル。
    最後はすかっとさわやかな気持ちになれる本。

  • 後味がすごくいい本でした!

    東京から、故郷の沖縄に逃げ帰るように帰った理美。
    実家には戻らず、ゲストハウスに住みながらコールセンターで働くことに。

    悩みながら、答えを導き出していく理美の姿に応援したくなりました!
    私もがんばろうって気になります。

  • 著者は、あの「夢の遊眠社」を設立。その後企業で働いたそうです。そのプロフィールで飛びついちゃいました。
    この本、テレビドラマに出来そうな、そんな感じの物語でした。

    数十年前に見た舞台とはイメージが違いましたが、現代の若い女性(そう言えば遊眠社は若い女性で溢れてましたね)の視点に立っているんでしょうね。もう年をとって感覚がずれちゃった自分が淋しいです。

  • すごく読みやすかったです☆
    ドラマを見たような感覚で読み終わりました。

    私も仕事で電話対応しますが、とても苦手です。
    この本を読んで、少しですが電話対応についてヒントをもらえた気がします。
    実用書と違い小説は会話や状況がしっかり書かれているので分かりやすいのかな?

    読んで良かったです(^_^)v

  • 東京へは出たものの職を失って沖縄へ帰ってきた理美。
    「コールセンターだけには勤めるな」と言われたが、結局はコールセンターに勤めることに。それでも適性があったようで励む。全国大会をめざすが、その結果は……。
    軽めの作品だが、興味深く読んだ。

  • ちょっと前にコールセンター案件をやりまして、その頃見つけて気になっていた本。
    インバウンド/アウトバウンドの意味を初めて知りました。
    運用隊のコールセンターもこんな感じなのかなぁ。
    すごい仕事だな!

  • 図書館でふと手にとった新刊。
    意外にも面白かった。
    主人公のいまが生き生きと描かれてたな~

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著者プロフィール

1954年東京都生まれ。東京大学在学中に野田秀樹らと劇団「夢の遊眠社」を設立。企業のエンジニアを経て、シリコンバレーのベンチャー設立に参加。99年「天使の漂流」で第16回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。2005年『覇権の標的』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞を受賞し、デビュー。主な著書に『D列車でいこう』『インバウンド』『横浜黄金町パフィー通り』など。『終電の神様』で第9回エキナカ書店大賞受賞。

「2022年 『終電の神様 殺し屋の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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