- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093897365
感想・レビュー・書評
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前半は3.11被災現場に一ヶ月余に行ったルポタージュ。前日再開の仙台空港から石巻(大川小学校)、女川…福島原発/自衛隊の活躍、即応予備自衛官の初めての招集、遺体のある可能性ある場所では重機を使わず手で掘削。入浴支援、自分らは入らず。食事も冷や飯。「自己完結型組織」/
前年3月の「少年工科学校」卒業式。志気は高いが防衛費削減で制度がなくなる
震災による弱体化を見込んで挑発。支那のレーダー照射。(一応、謝罪しただけ韓国軍よりマシ)
南朝鮮は日本大使館前に少女像設置(未成年が慰安婦になった事実はなく、朝日新聞記者の娘がモデルと思われる。娘も女衒は朝鮮の伝統)、大統領の天皇土下座要求発言。韓国の反日は「嫌がらせ」から「いじめ」(自分側が強者と見て、弱者を攻撃するのを面白いからやっている)に入った。「いじめには、反撃しないとエスカレートするばかり」
「原発は即座に撤去すべし」しかし「核抑止力=反撃能力は持たねばならない」 -
ゴー宣specialのクオリティ維持。
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国家とは、合法的な暴力装置を有すること、天皇を象徴とする国体を防衛維持し、古代から未来にわたって伝承していくことがその責務であろうという本質的な主張には、異論はない。原爆に関しての記述がやや浅く、焦って出版にこぎつけてしまった感じを受ける。
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東日本大震災の取材を通じてよしりん先生が考える「国防」についてを訴えている本。国防は単に軍事的なものだけでなく、経済や文化も含めていかに国を守るかということを考えなければならないことがわかった。あと、あらためて自衛隊の銃声を認識させられた。同著者の「反TPP論」と併せて読むと、国防についての理解がより一層深まる。
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三葛館一般 392.1||KO
東日本大震災直後からの様子を描いた漫画。震災直後から被災地で多くの命を救い、被災地のために働き続けた自衛隊を目の当たりにした著者が、震災取材後に自衛隊の取材を行い、国防について考えた1冊。戦争や侵略が起こってしまったら・・・。「自衛隊」「国防」について、考えるきっかけになります。
(うめ)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=61857 -
未曾有の被害を我々に齎した東日本大震災。そこで明らかになったものは、自己完結で動く事の出来る自衛隊の必要性でございました。本書は弱肉強食の世界で日本が生き残るための『手引き』のひとつだと思います。
久しぶりに小林よしのり先生のゴーマニズム宣言なんぞを。ここでは未曾有の被害をもたらした「3・11」をきっかけとして、今まで継子扱いをされていた日本の国防を担う自衛隊の存在価値を今回の東日本大震災をきっかけに誰もが再認識したというのは明白でございます。幸か不幸か今でも判断がつかないのですが、この大震災があったからこそ、国民に自衛隊というものが受け入れられたのではないでしょうか?
被災した現地を小林先生自らが取材し、その爪あとが生々しい状態を絵という表現媒体を通じて描くと、ここまでの迫力を持って迫ってくるというのが本当によくわかりました。「あの日」襲い掛かってくる津波になすすべなく飲み込まれ、引き波によって遠く沖へ連れ去られた人々や、懸命に非難、誘導を行って犠牲となった警察官や消防官。さらには津波を警告するアナウンスを最後まで続けて行って、その犠牲となった女性の絵を見ると、本当に息が詰まります。
中盤および後半からは海上自衛隊の幹部候補生学校(こうれば僕もかつて志願したことがあったが夢破れ、紆余曲折を経てこんな駄文をつづっている)で厳しい幹部教育を受けている幹部候補生との対話や、潜水艦へ実際に乗り込んで乗組員から話を聞いたり、果ては「下士官」を養成する陸上自衛隊少年工科学校(現在の陸上自衛隊高等工科学校)への取材と、本当に多岐にわたっております。
その中でも、彼らの卒業式に参列した際。会場から出てきた一人に、『「戦争論」を読んで少工希望しました!』と握手される場面があることに、改めて氏の影響力の強さを知りました。今後、どのような展開になるかは予想もつきませんが、尖閣諸島への中国工作船の接近などから顕在した領土問題で、より自衛隊の役割が増している昨今。本書を読むことは『自分で物事を考える』手引きとして役に立つのではないのでしょうか? -
『日本人の危機管理意識の欠如が問題なのだ。想定外は巨大地震や巨大津波だけではない。
外国からの侵略は日本人にとってすっかり「想定外」になっているのかもしれないが、国際社会の常識からすれば、完全に「想定内」のことなのだ。』言われてみれば、日本人は天然ボケしているような気がする。 -
よしりんが取材した一年以上後にしか僕は各地を見れてないけど、それでもやはり被災地はいまだひどい状況。作品の中では南三陸と閖上地区以外は僕も見ました。そして被災地ではないけど、江田島も行きました。
総合的によしりんが感じている危機感は共有できます。ウチは母親が社会党寄りだったんで、就職先に自衛隊だけは反対されたため、若い時分は自衛隊に関する知識が極端に少なかったけど、ここ10数年よしりんのおかげで自衛隊がいかに素晴らしい存在か本当によく分かるようになりました。
震災があろうがなんだろうが、シナは領海を侵犯してきます。ロシアは空から様子をうかがっています。最後に我らが日本国を守ることができるのは究極的には自衛隊です。米軍にそれは期待できません。
素晴らしい存在自衛隊。我々はもっと尊重せねばなりません。
あ、それとこの本はシナの皆さんにも読んでもらいたいね。イヤだろうけど。 -
震災の生々しいレポートは迫力があった。
震災下における自衛隊の活躍は有事を想定した体制と訓練の賜であり、東アジアの政情を鑑みるにつけ、自衛隊を軍隊として規定し、その地位を更に高める時期にきていると痛感させられた。
途中で、愛子様天皇論が唐突でいきなり女性天皇の話が登場。これは本著では不要だったのではないか。ここで主張する意図が不明。