- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094080261
感想・レビュー・書評
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映画になった1冊☆ 映画も見たけど、それ以上に感動します!!
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カラーイラスト掲載版
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天国の本屋シリーズはどれも話が綺麗にだし、読みやすくて好きです。
ちょっと切ないけど、読み終えると心がキレイになった気がする。
こんな本屋さんがあったら是非行きたいなぁ☆ -
こういうプロット大好きです。脱帽です。
涙腺の筋肉の老化が甚だしい私には酷な本。
泣かせ方が上手いんだな。
人の死にどう向き合って行けばいいかを考えさせられる作品群なのです。
(シリーズはコピペしますm(_ _)m ) -
ふたつの世界の話が徐々にリンクしてくるところが面白かったです。せつなくて優しい、そんな恋のおはなし。こんな天国なら行ってみたいです。
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最後の巻。これだけ映画の関係で出版社が違います。まぁ読者が気にすることでもないようなあるような、でしょうか。
しかし内容は本当にすばらしいものでした!
感動しました!
この人たちはすごいです。 -
切ない、本当に切ない恋の物語。
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優しい感じの本でした、読みきってから読んでよかったなぁ、って思いました。おすすめ!
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今回のお話は、天国では、ピアニストの恋人との思い出の曲を作曲を手伝ううちに、段々と音楽に対する姿勢を思い出していく健太と、現世では、恋人(実は前述のピアニスト)を死なせてしまったという悔恨の中にいる花火師を説得する香夏子を中心にして話が展開されていきます。恋人たちは二人の想いと、二人の成長の証を形にするため、花火師は花火を作り、ピアニストはそれに曲をつくる――という約束をしていたのですが、とある事件のせいで、その約束は果たされないまま終わってしまいます。
物語の終盤近くで、「あなたは間違っています」と、健太と香夏子の二人が言う場面からは、一気に読んでしまいました。ピアノと花火――、おわってしまった恋人たちの命だった職業をこれから生きていく人間が手伝って完成させていく様子はとってもステキでしたv特に、花火師を香夏子が説得する場面での、「死んだ人を癒せるかどうかなんてかわらない。でも、みんな生きている人たちが、みんな待ってるんです!」という台詞がお気に入りです♪
そしてラストの花火大会で、天国と現世が混じりあい、健太のピアノと香夏子の花火が共演を果たす――。この流れは泣かせるなぁと思いました。そして健太と香夏子の初めての出会い。「これから新しい恋が始まるんだな」という予感とともに物語は終わっていきますが、感動、感動で終わるのではなく、最後ほんわかした余韻が残るのが、このシリーズのいいところだと思いましたvあと、最後のページのヤマキの絵がまた味があっていい!
個人的にはシリーズの中で一番好きな話でした。
一応、長めの小説になった事で、前作の「あれっもう終わり?」的なことが少なくなったように思います。 -
小説ながらも澄んだ絵本。かんたんな文章の単純なおはなしだけど、まっすぐ飛び込んできます。恋する花火のものがたり。