- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094084337
作品紹介・あらすじ
「八歳の夏僕は最低な約束をした。だって知らなかったんだ…好きになっちゃいけないって。無駄だって。僕の人生にはタイムリミットがある」八歳の頃、とある病院で出会った種田繭と垣野内逞。淡い恋心を抱く二人は偶然、心臓の病気で逞が二十歳まで生きられないことを知ってしまう。失意の中、守れない約束だとわかりながら、結婚の誓いをする二人。しかし、成長をかさね、逞は、次第に繭と距離をおくようになる…。惹かれあいながらも、抗えない運命に悩み苦しむ二人の"初恋"の行方は-。累計600万部の大ヒット同名コミックを完全ノベライズ化。
感想・レビュー・書評
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いやあ、久しぶりに本読んで泣いたわ。涙出るわ、鼻は出るわで大変なことになった。
電車の中で読んでなくてよかった…家族もみんな寝てたし…。
内容としてはベタなんですが、前半は軽い感じで、おいらもう43歳だし、今さらこんな感じはねえ~などと流していたら、きますねえ、後半。
恋人同士の関係だけじゃなくて、その周りの人間との関係、そして親子の関係。どれも、今の自分にはぐっとくるなあ。
また、主人公が心臓の病というもきつい。親父が心臓だったし。
いや、泣けました。この後すぐ寝るのイヤだなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハッピーエンドじゃなくて悲しかった。
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コミックも映画も見たこと無く本書を読んだ。
生きることや生命の重みについて表現している部分がある一方、昂の交通事故の部分では「死んだのが繭じゃなくてよかった」になっている。
ハリウッド映画によく見られる「親が死のうが親友が死のうが恋人さえが生きていれば万々歳」の様なシーンが見られた瞬間に冷めてしまった。
おそらく忠実にノベライズ化したんだろうなあ。
そのモヤモヤ感を持ったまま読了。
何の感慨も得られなかった。
ただし最終章は悪くない。 -
感動。いのちの大切さと、今、の素晴らしさに改めて感謝!!
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2014/06/18【古】108円
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原作がマンガだと思って読むと悪くはないと思う。
ただ、20代後半になってからこういう少女マンガチックな小説を読んでも…淡々と読んでる自分に年齢を感じた。
病気故に若くした死を運命づけられた相手との恋愛ストーリーはどこかワンパターンに陥りがちな気がする。
そして、この小説も漏れなくそのパターンに陥っているように感じた。 -
逞の心臓は、大人になるまでもたない。
そんな逞に恋をしてしまった繭と、そんな繭を恋しいと思いながらも、離れようともがく逞の話
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原作が連作の漫画なのに、1冊にしているものだから、
ものすごいダイジェスト版です。
漫画をちらっとも読んだことのないですが、ダイジェスト版でちょっとウルっときてしまいました。
始めは、あまりの字の大きさに拒否反応が出ましたが、悪くないです。 -
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