書くことについて (小学館文庫) (小学館文庫 キ 4-1)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094087642

感想・レビュー・書評

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  • 930.27

  • 「書くことはずばりテレパシーである」
    時間と空間を超えて心と心が共鳴することを彼はテレパシーと呼んでいます。すごい見方だと思うけどその通りだと思った。さらに言えば、自分が過去に読んだ本を再読して過去に意識が戻ることはある意味タイムスリップだと思う。本てすごいよね。
    「ものを書くのは(中略)読むものの人生を豊かにし、同時に書く者の人生も豊かにするためだ。立ち上がり、力をつけ、乗り越えるためだ。(中略)あなたは書けるし、書くべきである。最初の一歩を踏み出す勇気があれば、書いていける。」
    キングが読者に言いたかったことが凝縮されている。何かアウトプットしたいと思った。(まだできてない。最初の一歩を踏み出せない・・・)

  • たくさん読むこと。(インプット)
    たくさん書くこと。(アウトプット)

  • “結婚して三年で、ふたりの子供ができた。計画したことでもなく、計画していなかったことでもない。とにかく、ふたりの子供ができた。そして、私たちはそのことを喜んだ。娘のナオミはよく耳の炎症を起こした。息子のジョーは健康だったが、不思議なほど寝ない子だった。ジョーが生まれようとしていたとき、私は友人とブリュワーのドライブイン・シアターで映画を見ていた。公休日の三本立てで、三本ともホラー映画だった。三本目の映画『人間ミンチ』が始まり、六缶パックのビールの二パック目にとりかかったところで、場内放送があった。そのころのドライブイン・シアターでは、車をとめたところでポールからスピーカーを取り、それを窓にかけて、音を聞いていた。そのため、場内放送は駐車全体に響きわたった。

  • 前半はキングの半生について。後半は物書きとしての姿勢。はっきり分かれていてわかりやすい。ベストセラー連発の作家の幼少期や、売れるまで、家族のこと。キング作品が好きな人には一読おすすめ。後半は物書きへ向けて。タイトル通り。On the Writing. 言葉やパラグラフ、言い回しなど元英語教師のキングの一面が見れた。

  • 「手直しをするときに一番大事なのは、余計な言葉をすべて削ることだ」

    この本では、どのように小説を書けばよいかについて書かれている。そして、スティーブン・キングの半生も書かれている。序盤の半生が面白かった。彼の生い立ちは低階級に属す。作家としてそこから這い出る姿はこちらも喜びを覚える。

    また、実践的なアドヴァイスも多いので、作家になりたい人はぜひ読んだほうがいいだろう。

  • とても面白い。小説家にならなくても読む価値がある。ブックリストを殆ど読んでいない。

  • 無駄な表現を削ぎ落とすこと。日常的に活用できる。

  • 図書館に蔵書あり

  • スティーブンキングが好きなら過去作品の内輪が見れて嬉しいのでは。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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