- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094512489
感想・レビュー・書評
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「恋歌」完結。
別れを余儀なくされた二人。再会を誓った。
辿り着いた「空の果て」。故郷の家族との再会。
――歌えない恋の歌もある。 君は最高だよ。
再びの出立。 願わくば、二人の再会が読みたかった。
描かれなかった二人の物語を想像するたびに想いが馳せる。
素晴らしい物語をありがとう。 -
大好き過ぎる作品だから、終わって欲しくなくて読むまでに長い時間覚悟を要した。
嗚呼、終わってしまった。
作者はなんて悲恋を書くんだろう。(誉め言葉)
けれど、終わり方に納得がいかないので、ぜひとも続きを書いて欲しいです。 -
1冊使ったエピローグ。フォトジェニックの良いシーンの連発で、旅の終わりを飾ってくれます。絵になる風景に対して「その大艦隊を作る予算はどうするの?」とかは多分野暮。革命起こすくらい民草は困窮していたのにね。
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素晴らしい!!! この一言に尽きます。もう何度、目頭が熱くなったことか……。 カルとクレアが会えてきっちりとしたハッピーエンドでも良かったけど、沸き立つ希望に溢れる終わり方も良かった。 「歌えない恋の歌もある」 ここのシーンは切なかった。 文章の美しさ、豊富な語彙、迫力のある空戦描写。 こんなに素敵な物語に出会えたことがすごく嬉しい。
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「読んだ!」「終わっちゃったー!」と言いたくなる。追憶と同じで、強引なところもあるけれど爽やかなラストだった。
やはり続きが読みたくなるような終わらせ方だとも思った。
何気なく追憶を手に取って、それから恋歌にも手を伸ばしてよかったと心から言える。
まだまだこの世界の話を読んでみたい。 -
シリーズ全体としては好きなのだが、レーベルの読者層を意識したのか、必要もなくラノベ的会話を挿入する、キャラの描写不足(もしくはバランスの悪さ)など、「追憶」に比べると気になる点が多かった。好きだけどね。
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最終巻としては、ありじゃないでしょうか。
最愛の人との別れ。
思い出が詰まった第二の故郷イスラとの別れ。
旅が終わり、同胞との別れ、、、、
成長し、前へ進んで行く過程で、沢山の素晴らしいものを獲得するのと引き換えに、多くの別れもある。
そんな切なくも、未来への希望に溢れた最終巻でした。
それにしても、アリエルが切ない!!!!
メインヒロインはどうみてもアリエルでしたね。 -
演説のシーンらへんから泣いてしまった。
図書館で借りたけど買ってからもう一度読み直そうか。