- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101001470
感想・レビュー・書評
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2007.9
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○まんしょんらぶほてるの名前大賞
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再読
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“自動車とビールと銃は誰がなんと言おうと、アメリカの大多数の男たちにとって譲ることのできない最後のピケットラインなのである。(p・55)”
“ダイナ・ワシントンがその昔「たった一日がなんと大きな変化をもたらすか(What a Difference a Day Makes)」という歌を歌っていたが…(P・215)” -
2002年12月 読了
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電車の中で読んでて噴き出してしまって不審な目で見られた記憶があります。軽妙でユーモア溢れる文章。小説だけじゃなくエッセイもとっても面白いのが村上春樹のすごいところだと思います。
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小説の村上春樹は難解なイメージもあるけど、エッセイの春樹さんはすごくいい人だしかわいい〜。団塊の世代なのに、このユーモアのセンスは素敵。
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村上朝日堂シリーズ。アメリカにいたときのエッセイ。
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村上春樹氏が以前、朝日新聞に掲載されたエッセイ。
長編小説は難しいという方も、読みやすいと思います。
ネタや視点がユニーク。
文体が独特。(これにはまる人も多いのです。)
合間に出てくる奥様の春樹氏への一言とかもいい。フフ。
安西水丸氏のイラストが、
力の抜けた(しかし時には真剣な)エッセイにぴったり。
一編が短いので電車でも読みやすいです。
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『何かに対するネガティブな方向の啓蒙は、場合によってはいろんな物事を、ときとして自分自身をも、取り返しがつかないくらい損なってしまうということだ。 そこには、より大きく温かいポジティブな「代償」のようなものが用意されていなくてはならないはずだ。〜中略〜それよりはむしろ「これはいいですよ、これは面白いですよ」と言って、それを同じように良いと思い、面白いと喜んでくれる人をたとえ少しでもいいからみつけたいと思っている。経験的に深くそう思う。』