吾輩は猫である (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 394
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  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010014

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石は天才だね。とりあえず物知りすぎて知ってる単語を書き並べるもんだから顛末の語句説明のページだけでもすごい量。好きな人にはたまらないだろうけど、この手のごり押しは苦手、故に読み終わるのにどれだけ日を費やしたことか...眠くなる目をこじ開けて、もう小説を読むというよりは活字を追いかけて無理やり読み切った感。
    ところどころ言葉遊びやくだらなすぎるやり取りにクスっと笑ってしまうところもあるが、とにかく理屈へ理屈のオンパレードの挙句猫の結末もおいおいおい!って!
    広辞苑好きにおすすめの小説です!

  • 名著だが今は面白さがわからなかった
    また、数年後とかに読んでみよう

  • いまいち集中して読めませんでした。
    なんだか文章が散漫な気がするんですよね。私の読解力がないだけなのか?
    吾輩の人間考や登場人物たちの駄目っぷリはたいへんユーモアに溢れていて面白かったですが、ほんと散漫で読み辛い…。

    気が向いたら再読します。

    11.11.09

  • 面白い。
    言葉遣いは古風なので、読み難いが、クスッと笑ってしまう。
    ただ…最後は頂けない…

  • 夏目漱石で1番難しいかもしれない
    オジサンになったら面白さがわかるかも

  • 猫の視点から語られているだけあって、人間のおかしな所・奇妙な所がコミカルに描かれている。そして語り手である猫が実に渋くて正論を言う。こう見ると人間ってなんてバカなんだろう、と思ってしまった。しかし時代が時代だけあって、主人公の苦沙味先生の差別的発言・態度に終始イライラしっぱなしだった。そして物語終盤、急に語り手の猫が消えたと思ったら、あっけなく終わってしまった。中々消化しづらい作品だった。

  • 漱石の書いた初めての小説。
    四十歳になってこれを書いたらしい。

    ううむ、この小説の面白さがわからなかった。

    使っている言葉や引用している表現も難しく、
    注解を頼りに読み進めた。
    久しぶりに不自由な読書をした。

    後、自分が理屈っぽい人間に対し、
    アレルギーがあるからかも。
    主人公の猫の飼い主苦沙弥先生をはじめ、
    彼の家にやって来る面々の個性が強烈で、
    呆れたというか圧倒されてしまった。
    どうでもいいことをこれだけ盛り上げたり、
    横道にそれたりして、
    散々語り尽くせるこの人達って一体。

    この作品が世に出た当時は、
    知識人仲間の間で大いに内輪受け
    したのではないかと思う。
    しかし、ラストも悪ふざけが過ぎる気がして、
    私はこの小説には入り込めなかった。

    相性が良くなかったようだ。

  • 忙しくて。。。結局全部読めなかった。
    年取ったらいつかまた読もう。

  • ストーリーと言える物は殆どなく、猫や飼い主一家、その他の人々の雑談によって纏められた冗長な文章、といった印象。

  • 難しい…

著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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