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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101039114
感想・レビュー・書評
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一冊をとおして、美しい歌を聴いているような、絵画を見ているような物語だった。<br>
不倫だけど、古風で知識があり、周囲からも親しまれていた二人だから美しく儚い。<br>
結末に涙。でも綺麗すぎてなんかズルイ。<br>いつか風の盆を見てみたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
秘めた恋 封印がとかれる時は必ずあるのですね・・・
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序・風・歌・舞・盆の五章から成る小説。内容の是非はともかくとして、儚いものはやっぱり綺麗でそれを描く表現がまた美しい。
寄贈。
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胡弓の音と水の流れる音・・・
これを想像するだけで、八尾だけではなく、なぜか古風で閉ざされた感のある富山を懐かしく思い出す。
それぞれの人生を歩みながらも学生時代からの20年間ひたすら想い続けていた2人の気持ち、古風でひたむきな女性、無口で実直な男・・・
逢えるのは1年に1度。
風の盆を舞台に、本当にきれいな小説であった。