- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101098210
感想・レビュー・書評
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有り得ないと切り捨ててもいられない近未来。からりとしたタッチで描かれた短編集。ものの4~5ページに詰め込まれている淡々とした出来事が呼び起させる危惧、危機感の広がりがとめどない。各ストーリーの最終ページで必ずなされるオチを信じられるから、だからいまはまだ。
便利でもなんでもない矛盾。
果てしない地道な手作業が、大事なんだなぁ。
それにしても、「地球人」の話とか「宇宙」や「円盤」の世界に浸かってみると人間を客観視したみたいな気分になって、なんだか可笑しくなった。レポートに苦しんでいる自分とかね。手作業手作業!
この本の出版年が1969年なことに驚き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっぱり、星新一はすごい。
そう思った作品でした。
いま読んでも新しいし、世相とあってるのが怖い。 -
もしもこんな未来がきたら、というショートショート集。星新一さんならではの最後のどんでん返しや、じわりと不気味な読後感も味わえます。「涙の雨」が特に好きです。
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久々に読んだ星さん。
中学の頃にはまったけれど、怖い話もあったりして、しばらく離れてました。
ショートショート面白いです。展開が読めそうで読めない。
大人になって読むと眠れないくらいの怖さはなくて、よかったです。 -
わりとブラックな話満載の典型的なショートショート。"技術の進歩が身を滅ぼす"といった、星新一の真骨頂テーマが多く、だいたい先が読める。しかしながら、そこからもうひと展開有るんだよね。ミニブログでの短文コネタに実に参考になる。
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ショートショート
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どの本よんでもそうなのだけど、初版の出た年見てびっくりする。いつ読んでも色あせないし古臭くない。
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小学生の頃は星新一さんの本がお気に入り。
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今の時代で問題になっている事柄を違った視点で(地球の外から地球を俯瞰している感じで)書いていてとても面白かった!
それにショートショートでいろんな話があって飽きずに楽しめたと思う♪ -
「成熟」が好きです。