なりそこない王子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098371

感想・レビュー・書評

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  • 表題作「なりそこない王子」のハチャメチャっぷりが凄い。たぶん子供の頃に誰もが思い浮かべたであろう、おとぎ話のクロスオーバーだが、このスピード感のある展開と際限なく拡大するスケールは、星新一にしか書けまいと思わせる。その他には、ネタバレ厳禁な衝撃作「収容」なんかもイカした仕上がり。

  • ミドンさん、魅惑の城

  • 久しぶりに星先生の本を読みました。ショートストーリー。25年ぶりに読んでも変わらない世界観。安心します。

  • 【あらすじ】
    おとぎ話の主人公総出演の表題作をはじめ、現実と非現実のはざまの世界でくりひろげられる不思議なショートショート12編を収録。

    【感想】

  • 「収容」はオチが切れ味鋭い。いや、巧い!
    「ミドンさん」もこの作者ならでは、「善良な市民同盟」はクロサギに出てきそうだし、「合法」は映画「アイランド」に先駆け、同様のテーマを書いている。
    この辺になると終盤に作者の顔が見え隠れするのが面白い。

  • 2000.9図書館で借りて読了。

  • 2015.06.21

  • 2014.2.7(金)¥105。
    2014.2.23(日)。

  • たぶんわたしは、星新一が、あまり得意ではない。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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