- Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101104157
感想・レビュー・書評
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初めて手にした山崎豊子作品。
壱岐ほどの徹底した信念を持った男が、この先商社でどうなっていくのか…続きが気になる。
商社と防衛庁を取り巻くグレーな世界もぞくっとする詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シベリア抑留中の地獄の苦しみが超リアルで読むのがしんどい。くそおソ連許さん!北方領土返しやがれ。
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伊藤忠商事が総合商社として成り上がるまでをモデルにした物語。大本営参謀あがりの瀬島龍三がモデルとされ、FX戦闘機の売買など国や政治家がどのように関わるのかが知れて興味深い。
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book offで購入。100円。本日1巻終了(4/4)。瀬島龍三がモデルらしい。1巻はシベリア抑留の捕虜生活が中心に書かれている。後半の後半から、商社(防衛庁の戦闘機購入)の話になってくる。確実にはまった。3巻、4巻の購入は免れないと思われる。
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山崎豊子が描く、シベリア抑留と商社マン
主人公はシベリアに10年もの間抑留された陸軍参謀。帰還後は軍(自衛隊)から離れて商社へ。
参謀として鍛えられた戦略と情報活動によって、商社マンとして成功していくストーリーです。
おすすめです! -
山崎豊子の本ではいつも、責任を全うしようとする人が経験する苦悩や葛藤が描かれる。一生懸命に生きる人の成長や運命を疑似体験できる一冊。
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軍人が商社になった場合、軍人のころ培った能力をどう生かせるのか?を知りたくて読んだ一冊。
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5〜600ページ×4冊の長めの小説。
伊藤忠の副社長だった人がモデルになっていることで有名。
人生の意義と、仕事することの意義について改めて深く考えさせられた。
オススメ! -
前半のシベリア抑留生活は悲惨で読むのが辛く、投げ出しそうになったけど、商社に就職してから面白くなってきた。
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山崎豊子作品2作目
母親の劇的リコメンドで何となく避けていたが、とりあえず手にとって見る。
おもろい。
戦争を大本営参謀本部の中で軍の中核で生き、終戦後にソ連の捕虜となって心身ともにずたぼろになった後
帰国後に商社というビジネスの世界に飛び込み第二の人生を生きるという話。
基本的にはやはり昔ながらの商社マンを知れるという面白みと、そして戦後という時代に忘れられがちだが
戦争を闘った人達がいたという事実を今更ながら再認識させてもらえる。良本だと思う。