- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101104294
感想・レビュー・書評
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実話に基づいた作品。全5巻に及ぶ大作。読破できるか、読み続けられるか、途中で読むのを断念しないか・・・と心配し、まずは1巻だけを購入した。しかし、そんな心配は全くの杞憂。すぐに、2巻・3巻、そして4巻・5巻と書店に買いに走り、一気に読み上げた。
企業組織の恐ろしさと権限乱用の実態、御用組合の状態などが描かれており、今に至るJALの経営体質が、なるべくしてなった当然の帰結だと納得できる。出版・発行に至るまでには、JALからは勿論、政府筋から相当の圧力もかかったと想像に難くないが、それでも出版に踏み切った作者:山崎豊子氏、出版社の英断に敬意を表したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よく書いてくださいました。
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しんどかった。読むの。
最後はほとんどナナメ読み。途中まで読んだからってだけで読み続けた… -
半官半民の企業体質は腐っている。
某電力会社を思い出してしまう。 -
山崎豊子の著作はホント読むのに体力がいる。
第3巻の御巣鷹山編が強烈に疲れて、一度読むのを中断。
やっと再開したが、やはり4巻も疲れた…。
疲れる理由は人物描写が極端なところか?すごく良い人間とすごく悪い人間しか出てこない。特に良い人間のあまりにも純粋に正義を振り翳す姿が非常に鼻につく。
どんな人間も清濁併せ持っていると思うのだが…。 -
お金の話は難しいな・・・。
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5巻にて
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会社員生活も長かったし1年だけだが組合活動も経験したが、この本に出てくる国民航空の政治家絡みのすさまじい腐敗ぶりはちょっと信じがたい。半官半民の大企業に蠢く登場人物がいきなり増えて話が少しわかりにくくなる。さあラスト1巻!
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うーん、すごいんだけど、何かちょっと・・・という部分も。
迫力はあるし、正義とは何か、安全とは何か。
それは非常によく伝わってくるのですが。。。
賄賂体質な会社の様子をこれでもか、と描き続ける4巻だったので、ちょっと消化不良ですね。