- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101109695
感想・レビュー・書評
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悪女、刑事の執念、権力者の老人とサスペンスの具材がぶち込まれたピカレスクストーリー。
男は肉体を求め女は保障を求めるという真理は不変。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社会派小説
〈けものみち〉に踏み入ったものたちの悪と情痴の世界。 -
まあまあ。。
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米倉涼子が主演してテレビドラマ化されましたが、ラストは原作と大きく違っていましたね。
でも、個人的には原作本来の終わり方こそ、この物語にはふさわしい気がします。
こういう「男を食いモノにしてるつもりで結局のところ食いモノにされ、落ちるとこまで落ちていく」汚れ役は米倉涼子みたいないかにも愛人顔の女じゃなくて、松嶋奈々子みたいな正統派の女優さんに演じてほしい。 -
女の情念がすごい。
読みやすいけど、
ただ、今一のってこないな。 -
無性に、松本清張が読みたくなって未読なこれを読んで見ました~。
超長編。
本当はもろ殺人事件バリバリの本を期待してたんだよね~。
これはこれで面白かったけど、半ばあたりで、じじぃと民子とかのシーンが出てくると「またかよ~」とうんざりした箇所もちらほらあったな~。
でも、政治の裏のカラクリは、やっぱり昔も今もこういう感じで変わらないのよね~。
話自体は結構、先が読めるような感じなんだけど、こんなに長編をスラスラ読めるのは、やっぱり松本清張だからだよね~。 -
スケベジジイの話
読み終わっても特に何も残りません -
下巻にて
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割烹旅館で働く31歳の民子は、病気で回復の寝たきりの夫に縛られた暮らしから逃れるべく、知り合ったホテル支配人・小滝と共謀し夫を焼殺した。民子は小滝に思いを寄せつつも、政財界の大物・鬼頭の女になっていた。
一方、火事に不信を抱き民子を疑う刑事・久恒。物語は政財界を巻き込みどろどろに・・・。