寝ぼけ署長 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101134352

感想・レビュー・書評

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  • 麦茶と紅茶wwww現代もの、推理物はどうしてもドラマの脚本のように軽い

  • ほのぼのしながら、キュッとする。
    まるで安西センセイのつきものおとしみたい。

  • あたたかい人情

  • 署長みたいにやさしい人になりたい

  • 日本にはこんな昔から名探偵が大活躍する警察小説があったんだ、と思わせられること間違いなし、ふだんは寝てばかりの署長の大活躍をぜひ、ご一読ください!

  • 知り合いの署長さんにプレゼントしたい一冊だ。

  • 人情味溢れるキレものの、ぼけた署長。私は、やはりこんな人と人との物語がすきだ。周五郎ならでわの、柔らかく情緒ある本だ。

  • 101117

  • 周五郎らしい、見かけは愚鈍で静かなことを好む、正義漢な署長の連作。やっぱりいいなあ、頭の悪い秘書の視点から描かれる距離も気持ちいい。罪を憎み人を憎まずという周五郎の哲学が遺憾なく描かれています。面白かった!

  • 解決方法が人情味にあふれていて、まさに罪を憎んで人を憎まず。良い小説だなぁ、と思います。

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著者プロフィール

山本周五郎(やまもと しゅうごろう)=1903年山梨県生まれ。1967年没。本名、清水三十六(しみず さとむ)。小学校卒業後、質店の山本周五郎商店に徒弟として住み込む(筆名はこれに由来)。雑誌記者などを経て、1926年「須磨寺付近」で文壇に登場。庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説などを発表。1943年、『日本婦道記』が上半期の直木賞に推されたが受賞を固辞。『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』など、とくに晩年多くの傑作を発表し、高く評価された。 

解説:新船海三郎(しんふね かいさぶろう)=1947年生まれ。日本民主主義文学会会員、日本文芸家協会会員。著書に『歴史の道程と文学』『史観と文学のあいだ』『作家への飛躍』『藤澤周平 志たかく情あつく』『不同調の音色 安岡章太郎私論』『戦争は殺すことから始まった 日本文学と加害の諸相』『日々是好読』、インタビュー集『わが文学の原風景』など。

「2023年 『山本周五郎 ユーモア小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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