- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101153520
感想・レビュー・書評
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面白南極料理人第二弾。限られた食材で料理…ではなくて山とある意味不明な食材をいろいろ片づけたり、バキュームカーのような胃袋を持つ隊員達の為に創意工夫を凝らしたり。南極という極限の地で料理人は日夜奮闘していた。いろんなレシピが載っていて、読んでいるだけで楽しかった☆
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「面白南極料理人」の続編、もしくは、レシピ中心本。エッセイ部分は、話半分としても面白いです。南極という想像を絶する寒さの厳しい世界での生活だからこその話ばかり。でも、人間、極限に追い込まれるとこうなるのかな?なんていう一面も。のほほんと、ぬるま湯生活の私など、ちゃんとその厳しさ、すごさ、はたまた、本当の面白さ、楽しさが感じられているのかどうかはなはだ不安。
でも、とにかく、面白いです。誰もがいける場所ではない南極のお話なので、よけい楽しいです。 -
面白いんだ…けど!一人暮らしの赤貧学生にとってはつらいシーンばかり!
それはこの作者の料理があまりにもおいしそうだから…写真入りだし。
作り方がお上品ぶってなくて、「作りやすさ・分かりやすさ」をモットーにしている感じですごく良いなぁと思う。
暇が出来たらつくってみたい料理が何品かありましたし。 -
タイトル「面白」で「笑う」で、
帯には「抱腹絶倒」で和田誠の表紙で
こんなセンスで絶対笑えるはずがないと思ったんですが
まあ、未知の世界なので面白かったです。
副読本として「不肖宮嶋 南極観測隊に同行ス」があったから
想像できた部分があります。
(でもこの本はこの本で勝哉マサヒコが書いてるのか、いろいろ不満あり) -
南極の昭和基地で料理人として活躍した著者の、愉快な経験とレシピを紹介したエッセイ。
ちょっと想像もつかないような状況下で様々な工夫をして大食いの隊員たちの胃袋を満足させようとする著者の働きぶりがおもしろい。
文章がクドかったり、「俺が、俺が」的なところが目に付く部分もあるんだけれど、基本的に陽気なオッサンの楽しさがそのままにじみ出ていて、さっくり笑って楽しめた。 -
膨大な量の限られた食材をいかに生かすか。必要は発明の母。これは主婦としても目からうろこです。
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南極といえば昭和基地を思い出すが、そこから1000kmかなたの平均気温マイナス57℃、標高3800m、最低気温マイナス80℃にもなる南極ドーム基地で繰り広げられた第38次越冬隊として暮した日々を綴った前作「面白南極料理人」の続編。
前作では想像のつかない南極での生活にまつわる諸々を書いていたが、今回はその時のエピソードも添えたレシピ集。
制限された状況で創意工夫を凝らし、いかに屈強で大食らいの隊員たちの胃袋を満足させてきたかが、またしても力の抜けた文体で書かれている。
筆者は現役の海上保安官で、現在は巡視艦みうらで教官兼主任主計士として海猿の卵たちに囲まれた生活をしているらしい。
映画の海猿のイメージが・・・・ -
南極万歳!