海の都の物語　ヴェネツィア共和国の一千年　1 (新潮文庫)

著者 : 塩野七生

• 新潮社 (2009年5月28日発売)

感想・レビュー・書評

[わたべぇさんの感想 · 2010年1月5日]

ローマ人の物語で有名な塩野氏の書くベネチア物語の第1巻。

まだまだ序章なんですが、すでにベネチアの面目躍如という状態。
第2巻以降が楽しみです。

[／まことさんの感想 · 2009年12月30日]

全６巻のうちの第１巻。
ヴェネツィア共和国の成り立ちが書かれています。
ヴェネト地方に住む人々が異民族に追われ、沼沢地を開墾して住み着いたことが国の始まり。
自治体を作り、守護聖人を得、面ではなく点で交易の重要地を押さえてキリスト教世界とイスラム教世界の間を絶妙のバランスで航海するヴェネツィアの人々にはただただ驚嘆。
第４次十字軍のくだりは騎士道精神に溢れ、悪く言えば自己陶酔型のフランス人騎士と国益第一の現実主義者、元首エンリコ・ダンドロの対照的な姿が印象的。

[スパチカさんの感想 · 2009年12月5日]

数年前にベネチアに行ったことがあるので、ちょっと興味を持って読みました。
地名が出てきてもそれがどの辺りなのかわからないし、歴史的な背景も人の名前もよくわからないし・・・もうすこし工夫があれば楽しめたかも知れません。
書かれている内容も、歴史に忠実とは見えなく、塩野さんの主観も面白いと感じなかったなあ。

[NieAさんの感想 · 2009年11月15日]

ヴェネツィア共和国を記した作品。
美しい町並みに息づく商人魂が分かる。
ARIAの世界と全然違うじゃん。

[adseedさんの感想 · 2009年11月15日]

塩野七生さんの代表作のひとつ。

ルネッサンスシリーズの長編です。

水の都ではなく海の都だったヴェネッツィア共和国の歴史を、

塩野さんの切り口で書いた物語です。

面白い！！

[minaminetさんの感想 · 2009年10月13日]

数年前に読了しましたが、持ち運びやすい分冊仕様になったので購入しました。

[思いのほかゆるい平さんの感想 · 2009年9月23日]

全6巻読了。画像は1巻。
国づくり、について考える。人が国をつくるのか、国が人をつくるのか、よーくよく考えさせられる。

[akane_j144さんの感想 · 2009年9月21日]

2009/9/19読了

[小枝さんの感想 · 2009年9月5日]

買うのを躊躇うくらいなら、読んだほうがいいです。

[すわりんかさんの感想 · 2009年8月24日]

水ではなく海の都としての物語

ローマ時代をほうふつとさせる国民（？）性が面白い。