ローマ人の物語 (13) ユリウス・カエサル ルビコン以後(下) (新潮文庫)
- 新潮社 (2004年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101181639
感想・レビュー・書評
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なるほどです。
ユリウス・カエサルという名ではなく
ジュリアスシーザーの名の方が
通ってたんですね。
この本きっかけで
シェークスピアの原作を元にした
映画を鑑賞。
「ブルータスお前もか」の名言が
出てきて少しテンション上がった。
とにかくカエサルは先見性があって
同じ政治家の同僚には
理解出来なくて嫉妬を買ったんですかね。
カエサル暗殺後、また混沌とする
ローマの内政。
後継者に選ばれたオクダヴィアスか
実力者アントニウスか
はたまた、元老院体制に戻したい
ブルータス一派か。
ここにクレオパトラが絡んで
面白い展開で楽しめました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カエサル暗殺後のローマ。
後継者争いってどっちが上手かなんだろうな。
中々面白く読めました。
私が小学生の頃に読んだ
漫画の世界史 クレアパトラでの
クレアパトラとは随分印象が違いそこも面白かった。
作者はカエサル贔屓と言われてるが、
Netflixドキュメンタリー ローマ帝国での
カエサルとアントニウスの人物評は
専門家とあまり大差ないような気がします。
色んな視点から見るのが歴史の魅力、面白さだと思うのでそこはほどほどに楽しみます -
いやー、壮絶だなあ。ダメじゃんアントニウス。クレオパトラもなあ。。。結局カエサルが勝ったということだし、オクタヴィアヌスを選んでいた慧眼の凄さよ。
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カエサルの遺言状で後継者として指名された、若きオクタヴィアヌスが中心になって話が進む。
前半は暗殺者たちと元老院派のその後について。マルクスとデキムス、二人のブルータスとキケロが印象に残った。
後半は、オクタヴィアヌスvsアントニウス・クレオパトラ連合。クレオパトラが絶世の美女と言われるのは、実際に美女だったからというよりは、いわゆる傾国の美女という感じなんだろうな。
シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」「アントニーとクレオパトラ」も読んでみたくなった。 -
英雄の退場から、アントニウスとクレオパトラの失政。オクタヴィアナスのしたたかさはすごい。
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クレオパトラの最期ってこういうものでしたか、ハリウッド映画に毒されてますなぁ、当方も。
まぁでもこのお方、ともかくカエサル絶対主義者なので、どんなのものかは正直眉唾かも?とは思ってます。
それにしてもアントニウス、こういう人っていつの時代もいるんですね、だから時間を超えて戯曲化・映像化される訳です。そういう意味ではカエサルとかよりも「臭い」がある人物かもしれませぬ。 -
この巻では、主人公「カエサル」の晩年期で「あのカエサルが暗殺される所までです。
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ローマの未来が見えていても一人ではなし得ない。カエサルの死後に若者3人の協働で事はかなった。