ライオンハート (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 7904
感想 : 831
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101234151

感想・レビュー・書評

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  • サイコー
    面白かった!けど全部理解できてないからまた絶対読む
    やっぱりカタカナの名前は覚えにくいから、世界史とらなくてよかった

  • エアハート嬢の到着と春が好き。初めて読んだ時に各章にカラーで絵画が配置されててすごい!ってなりました。
    エリザベスが「アミリアには間に合わなかった」と呟くのが何故か心に残ってます。二人が一時だけ会うことができて、すぐに別れなければいけない運命がつらい。
    天球のハーモニーは世界史専攻じゃなかったからいまいち人間関係がわからなくて…イギリス王政を復習してから読み直します。

  • タイムトラベル×ラブなSFでした。
    永い輪廻の中で出会うエドワードとエリザベス。
    出会えても1人は全く分からない、なんてこともあるのに、輪廻の輪から抜け出せない。
    切なく美しい物語でした。
    SFは苦手だけど。
    これも映像化したら面白そう。

  • 最初の二章が面白い。最後は恩田陸って感じ

  • 文章と構成がとっても綺麗だった。先のストーリーが気になりすぎて、文章を噛み締めては読めなかったのでまた時間を空けて、いつか読みたい。

  • いぇい✌️

  • 昔から好きな作品。
    つじつまが合うようで合わないもどかしさもコミで。

  • エリザベスとエドワードの二人が時空を超えて、何度も出会う不思議な、少しせつない物語。

    やっと出会えても、一瞬でまた離れてしまうのに、なぜそんなに互いにひかれるのか。。
    シチュエーションが様々で、途中で少し混乱ぎみになったが、最後の"記憶"の章は、そうとは知らず、長年夫婦として過ごしてきたエレンとエドワードが、晩年になり、互いに相手が夢の中で会いたいと求めていた相手だと気づく。

    生涯に1度、一瞬でも会いたいと思う相手がいるなんて、切ないけれどステキだ。
    輪廻転生とか、運命の出会いなどというものをちょっぴり信じてみたくなる。

  • とてもロマンチックで純粋な本でした。

    あとがきで恩田さんの本を描くに至った経緯が少し綴られていて、そこもまた面白い!

    作品と作品が恩田さんによって本という形で繋がれているのを感じました。

  • SFラブストーリー。様々な時代で、束の間しか会えない恋人の一瞬を描いた話。切ないです。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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