- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101284514
感想・レビュー・書評
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経営者とはどうあるべきか、経験を踏まえてストレートに表現されている。スピードをもって実行し、失敗を次に活かすことの大切さを再確認できる。
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1,会社というものは、組織や資産規模が売上規模に応じて変動するような仕組みが必要で、柔軟性を持たないと駄目。
2,会社の命名:いつでも服を選べる巨大な倉庫”ユニーク・クロージング・ウエアハウス”
3,広島中区袋町が1号店
4,UNICLO→UNIQLOへのロゴ変更は、香港の現地法人が間違えたのがきっかけ。
5,ユニクロの悪口言って100万円 キャンペーンで、ユーザーニーズを理解した。1万通の便り。
6,いい会社というのは、社長の言っていることがそのとおり行われない会社である。全て真に受けて実行していたら、会社は間違いなく潰れる。社長が言いたいことの本質を理解し、現場では自分なりにその本質を見極めどう具体化するかを考える。実行する。
7,社会貢献をやることによって、現場の一体感が生まれる。業績回復のヒントになるかも?
8,1勝9敗だからこそ、一つの成功に深みがあり、次に繋がる大きなパワーが生まれる。失敗を早く認識し、本質を本気で理解しどうすればいいかを早く考え、実行する企業しか生き残れない。 -
家業の紳士服店を父から継ぎ、カジュアルウエアのトップ企業「ユニクロ」へと育て上げるには数え切れない失敗の歴史があった。業績低迷や海外進出の失敗にも率直に触れながら、失敗を恐れない独自の経営哲学とその手法を公開。
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ユニクロの社長、柳井さんの本。
自分にも人にも厳しく、実現しようという志が強かった。タイトルの通り失敗談もいくつもありましたが、会社としてどんなに失敗してもプラスにする成功は必ずとらなければいけないという想いが潰れない要因なんですね。
上場するにあたって、公認会計士を自分の読んだ本の中からこの著者こそという人に直接アタックするところなんかは行動力が凄いなぁと感じた。
いくら絞れと言われても譲らなかった経営理念の数や中身を見ても、自分の理念があると思った。こういう人が実業家として成功するんですね。
上司だったら厳しそうだけど。。
ただ、一つのエピソードが短く簡潔すぎたので、インパクトが薄かったかも。 -
「リーダーは、仕事の内容によって変わると考えたほうがいい。」
ユニクロの柳井さんが書いた本。ユニクロを運営していく上で、大切にしていた思いが書かれている。少し前に、ユニクロはブラック企業として認識された。従業員全員に経営者意識を持たせるのは重要だ。しかし、それが行き過ぎた結果そう言われるようになったのだろう。
本屋やレコードショップは、基本的に接客をしない。そんなアパレル店を目指したのは面白い。すべてのサービスを過剰にするのではなく、不必要な所は切り落とす。そして、失敗の経緯2も勉強になった。目標を掲げるのは大切だが、それに固執し、目標の中身が充足していなければ意味がない。
ユニクロの中枢で活躍したいなら、新卒採用ではなく中途採用で入社しなければ大変難しいと感じた。 -
働くことを改めて考えさせられた一冊
スピード、実行力が重要ということがよくわかる。
2003年頃書かれたものだが、今読んでも十分ためになると思う。 -
「成功の陰には必ず失敗がある。当社のある程度の成功も、一直線に、それも短期間に成功したように思っている人が多いのだが、実態は多分一勝九敗程度である。十回やれば九回失敗している。この失敗に蓋をするのではなく、財産ととらえて次に生かすのである。」
「商売や経営で本当に成功しようと思えば、失敗しても実行する。また、めげずに実行する。これ以外にない。」
上記は巻末の部分だが、ユニクロが広島に1号店を出してから20年。転換期を迎え、原点を振り返るために本書を書いたとある。これ以降もユニクロの快進撃は続く。巻末の最後に、2010年売上高1兆円宣言をした、とある。2003年のことだが、2013年にグループの連結決算は1兆1430億円を超えている。
失敗を着実に前進のための肥やしにして、もう九勝一敗くらいになっているのではないだろうか?
まだまだ、立ち止まることはなさそうに思える。 -
ユニクロ•柳井さんの自伝みたいな感じ。日本はグローバル化するべきだっていう論争があるけれど、柳井さんの日本の過去の歴史から見て、日本の文化は海外の文化が混ざったものだから、グローバル化というものは、するべきなんじゃなくて、しなければ発展はないという考えには納得しました。あと、柳井さんがユニクロの社員とかに求めるレベルが高い理由がわかる本です。
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ファーストリテイリング、柳井社長の著作。
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あまり、頭に残らなかったなぁと。