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- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101347158
感想・レビュー・書評
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舞台はアイルランド、イギリス、日本。
1970年代から1990年代まで、時代を感じて。スリルに満ちた最高のエンターテイメント。アイルランドに行ってみたい。 -
とても面白かった。過去に植え付けられた種が時間の経過とともに根が絡み合い複雑なストーリーを作り出す。見事な小説でした。おかげで寝不足です。
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日本人がIRA全盛時代の国際的な諜報活動をテーマにした大作を書いた意欲的作品である。特にあの時代のアメリカ、イギリスそして日本のポジションが理解出来ないとここまで骨太な作品をものにするのは不可能であり、おそらく多大な取材を通じての作品であり、読み応え充分である。少しばかりCIAが悪者に書かれているのもご愛敬。なんとなく当時の国際情勢が透けて見えてくる一作である。秀作
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日本人の作家がIRA全盛時代の国際的諜報活動をテーマとした意欲的作品の後編。リヴィエラというと日本人がどのような役割でこの国際的な影の工作に...日本人の作家がIRA全盛時代の国際的諜報活動をテーマとした意欲的作品の後編。リヴィエラというと日本人がどのような役割でこの国際的な影の工作に関わったのか。CIA.MI-5やMI-6、イギリスの警察機構がどのように本件の中で役割を演ずるのか、物語の最後まで謎は解けず読者を惹きつけて離さない。しっかりとした取材に紐付いていて枝葉末節まで書き込まれた物語は骨太で読者の期待を裏切らないものとなっている。秀作2018/06/10
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高村薫の中では割ときちんと読みこめました。
どうしてそこまで…解説にもある男達の暗い情動が切ない。壮大で濃密なものがたりです。 -
後半の謎解きを読んでも、組織や人間関係が複雑すぎてさっぱり。