レディ・ジョーカー　中 (新潮文庫)

著者 : 高村薫

• 新潮社 (2010年3月29日発売)

感想・レビュー・書評

[モリタマさんの感想 · 2011年6月30日]

中盤については、事件の被害者となる社長とその周囲の描写が多い。
若干ダレるか？と思ったけれど、そんなこともなく。
むさぼるように読了した。

[JRTパパさんの感想 · 2011年6月30日]

面白かったです。

魑魅魍魎としてきましたな・・・
どう着地するんだろうか？

それにしても、合田刑事がかっこいい！

[cavaさんの感想 · 2011年5月5日]

抜群でしょ。高村作品の最高傑作だよ。世のサラリーマン必読の書

[greendripperさんの感想 · 2011年5月4日]

待ちに待った文庫化。中巻→おお！盛り上がってきた！

[reikaさんの感想 · 2011年2月26日]

事件が動いていく。先に「犯人」側から話が始まっているので、追いかける警察と新聞が徐々に「犯人」に近づくに連れ「知っている人たち」の顔がちらついてくる。

[bubu-oさんの感想 · 2011年2月23日]

鬱々とそして徐々に進行していく物語。暗い心理描写がうまい！

[kuretakaさんの感想 · 2011年2月13日]

上巻を受けてのレディジョーカーとそれを取り巻く警察、マスコミ、そして日の出ビール社長との駆け引き。
レディジョーカーの描写は控えられ、翻弄される警察と、特ダネを狙うマスコミの奔走振りが中心となる中巻。

どういう結末に向かっていくのか、下巻への期待を膨らませる。

[ｃさんの感想 · 2011年1月25日]

感想はまとめて下巻に。




登場人物が多くなってきて、
「あれ、これ誰だっけ？」だったり、
株の売買の話とか、ちょっと難しいけれど、
面白くなってきました。

[ろーれるさんの感想 · 2010年12月29日]

それぞれの立場でみんな無力感を味わいながらも立ち向かっていく、どこが破錠するのか、この巻でも最後に自殺者が出た。さぁ、最後はどうなるのか下巻に読み進めたい。

[office4690さんの感想 · 2010年12月5日]

　文章から受ける印象は理路整然とお話がすすんでいるように見える。だが、一読するだけでは解せない箇所がある。読んでいるうちにもんきり調の文章のせいなのか、会議の議事録を読んでいるような錯覚に陥った。緊迫感は伝わるのだが、どうも味気ない。

　下巻で、いよいよ犯人たちの動向が詳細に知ることができるだろう。はたして計画は成功するのか、中巻では十二分に警察、マスコミの内幕を読まされたのでお腹一杯になった。なので、下巻への期待が更に膨らむ。

著者プロフィール

●高村薫……1953年、大阪に生まれ。国際基督教大学を卒業。商社勤務をへて、1990年『黄金を抱いて翔べ』で第3回日本推理サスペンス大賞を受賞。93年『リヴィエラを撃て』（新潮文庫）で日本推理作家協会賞、『マークスの山』（講談社文庫）で直木賞を受賞。著書に『レディ・ジョーカー』『神の火』『照柿』（以上、新潮文庫）などがある。

「2014年 『日本人の度量　3・11で「生まれ直す」ための覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」