- Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101369310
感想・レビュー・書評
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ちょっとまだ誰が主人公なのかわからないけと…
"ほう"を取り巻くひどい人と優しい人の幅がすごい。
優しい人たちには本当に癒される。
上だけではまだ前提条件の説明部分にしかならないのかな?話はまだ動いてない、動き始めそうなところで下巻へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな作品。
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読めば読むほど、深まる霧の濃さ
どんどん白くなって何も見えなくなり、最後は真っ暗闇になってしまうような…
なんとも言えない後味の悪い、座りの悪い
何か…
人の思惑がそう感じさせるのか
着地がどうなるのか…
おもしろかった… -
下巻に記載(再読。前回読んだときの印象は、とにかく位だけの辛気くさい印象で途中で読むのをやめたぐらいだが、今回は全く印象が変わった。
ストーリーはともかく、ほう、宇佐、加賀殿など登場人物が皆心温まる人々で、土着の風習や庶民の生活を背景に描く宮部みゆきの世界にはめられた。) -
怖いのは、悪霊より人の心?
宮部さんの容赦ない展開。
四国の歴史や江戸時代の文化についても、興味深く読みました。チカラ入ってますね。
下巻はさらにザワザワしそうで、楽しみです。 -
久しぶりの宮部さん時代もの。すっかり丸海の世界にはまってしまいました。テンポが早くなっていく。宇佐、ほう、渡部はどうなっていくのか、早く下巻が読みたい。
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実は以前買って読んでいた(後に売ったのは覚えてる)のに、図書館でまた借りてしまった本。結局好きな感じだからなんだろうと思う。
上下巻なので読みごたえもあったが、登場人物が複数いる中で、それぞれの視点を通してラストへ進んでいくのは、さすが宮部みゆき!というストーリー展開。
けなげに生きる「ほう」と「うさ」のラストに涙が流れた。家で読んでてよかったな。2回目に読んだ今回のほうがより深く物語に入り込めてよかった。
2かいめ