この世の春(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369457

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーというものが上中下と別れたならば、私にとって最もワクワク感が勝るのは上巻だと改めて実感できた。
    与えられた謎の解として無数の可能性が存在する時のワクワク感、これからどの可能性が消え、どの可能性が残るのか。
    この感覚が私は最高に好きだ。

    お館様にまつわる数々の謎が、誰を軸に縺れた糸を解くのか。奇怪な現象に気味悪さとミステリー要素が重なり、中巻へと続くので、非常にワクワクできた一冊でした。

  • 読み始めは言葉がちょっと難しくて読みにくい感じがあったけど 直ぐにのめり込んでしまった

    みたまくり 多紀 新九郎 重興 どのように繋がっていくのか…

    続きへ

  • 時代物の得意な宮部さんならではの作品。アルジャーノンに花束をみたいな。この時代に多種人格者がいたら。面白い。

  • レビューは下巻にて。

  • 生活リズムに変化があり、じっくり読んでいる時間がない。残念。

  • 時代物にはあまり馴染みがないが、人物相関図を見ながら
    どんどんのめり込んでいった。
    昔の役職や人名は特に難しい。
    憑き物のお話なのか、別の方向へ進むのか次へ進むのが楽しみ。

  • 下巻に記載

  • 模倣犯を読んでからこの作者の小説は少し近寄りがたい部分をなんとなく感じていたのですが、このお話は登場人物それぞれがどこか薄汚く、それでもきれいな部分を持っていてとても魅力的でした。続きを読むのが楽しみです。

  • 全3巻。

  • 死霊なのか多重人格なのか、ただのご乱心なのか。時々見せる重興様らしさの時間が少なくなっていくのでしょうか。謎が謎を生む感じで本当のところはどうなのか知りたい。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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