- Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101381145
感想・レビュー・書評
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国家としてのヴィジョンも戦略もない日本が、湾岸戦争で金だけ出して何の成果も上げられなかった屈辱を検証する。
その時は秘密だらけにしなくてはならなくても後の世の検証に耐えるようにしておくのが外交の要諦だ、という筆者の主張の根拠でもあり検証の実践でもある詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了:2007年1月26日
収納:箱C1
湾岸戦争時の日本外交のあり方を国際社会の理解から検証する。
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湾岸戦争終結後、クウェート政府が発表した感謝国リストにJAPANはなかった。戦略なき経済大国。国際投資についても?
???が多い。大局観をもった外交・国際投資は大丈夫なのか。 -
少し難しい。人物関係とか物語の展開が世界規模なので戸惑うことも多く、なかなか読み進めることが出来なかった。けど、小さい国日本が世界で信用されるための努力とかそういうのがひしひしと伝わってくる。
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湾岸戦争はまさにポスト冷戦期の始まりを象徴する出来事であった。それから10数年、9.11を経てさらに新たな時代に突入した現在日本はどのように変わったのであろうか?湾岸危機における教訓は果たして生かされているのであろうか?国際関係における日本のあまりにも不恰好な立ち回り、それは以前とあまり変わっていない気がする。