- Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101381176
感想・レビュー・書評
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小説なんだから話のとっかかりに出来すぎなのはしょうがないがインテリジェンスを標榜するわりには内容浅過ぎ。昔読んだプリンス ・マルコシリーズの方がワクワクしておもろかった。
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命のビザの杉原から、ユダヤコネクション、911、リーマンショックまで盛りだくさんに詰め込んだミステリー(?)。でも、消化不良な感じ。最後まで盛り上がらず・・・
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大戦秘史×金融ミステリ 英国情報部員は、外交官・杉浦千畝とマーケット異変のリンクに気づいた!(文庫帯より)
第二次世界大戦中リトアニア領事代理として赴任した杉原千畝は、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人に対し日本の通過ビザを発給した。6000人もの命を救ったと言われている。外交官の顔と日本陸軍のインテリジェンス・オフィサーという、もうひとつの顔があったのだと、本書を読んで違った一面を知った。
イギリス秘密情報部員が主人公。ちなみに007なんていうスパイ映画があったけれど、活躍の仕方はちょっと違う、こうした金融ミステリも醍醐味がある。何といっても本作の著者が元NHKワシントン支局長というのも注目に値する! -
楽しむ読書です。ビスマルクの言葉、愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ、はいい言葉。
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舞台が日本のみならずポーランド、ソ連、アメリカなど広くて面白い。戦前にロシア、日本を経由して亡命していたユダヤ人たちがいたことを本書で知った。
東日本大震災後に多くの支援金を届けてくれるなどイスラエルが日本に好意的だったのは杉原さんの存在があったからかなと思った。