スギハラ・サバイバル (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101381176

感想・レビュー・書評

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  • 小説なんだから話のとっかかりに出来すぎなのはしょうがないがインテリジェンスを標榜するわりには内容浅過ぎ。昔読んだプリンス ・マルコシリーズの方がワクワクしておもろかった。

  • 命のビザの杉原から、ユダヤコネクション、911、リーマンショックまで盛りだくさんに詰め込んだミステリー(?)。でも、消化不良な感じ。最後まで盛り上がらず・・・

  •  大戦秘史×金融ミステリ 英国情報部員は、外交官・杉浦千畝とマーケット異変のリンクに気づいた!(文庫帯より)

     第二次世界大戦中リトアニア領事代理として赴任した杉原千畝は、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人に対し日本の通過ビザを発給した。6000人もの命を救ったと言われている。外交官の顔と日本陸軍のインテリジェンス・オフィサーという、もうひとつの顔があったのだと、本書を読んで違った一面を知った。
     イギリス秘密情報部員が主人公。ちなみに007なんていうスパイ映画があったけれど、活躍の仕方はちょっと違う、こうした金融ミステリも醍醐味がある。何といっても本作の著者が元NHKワシントン支局長というのも注目に値する!

  • 楽しむ読書です。ビスマルクの言葉、愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ、はいい言葉。

  • 舞台が日本のみならずポーランド、ソ連、アメリカなど広くて面白い。戦前にロシア、日本を経由して亡命していたユダヤ人たちがいたことを本書で知った。
    東日本大震災後に多くの支援金を届けてくれるなどイスラエルが日本に好意的だったのは杉原さんの存在があったからかなと思った。

  • 2012/7/31 Amazonより届く。
    2018/7/25〜8/2

    お馴染み、テッシーこと手嶋さんのインテリジェンス小説。テレビで見ている手嶋さんからは想像できないような(失礼)緻密でエンターテインメント性に富んだ娯楽作品。こういうのを読むと、日本にも、インテリジェンス機関が必要だよなぁ。未読の方は、テレビの手嶋さんのイメージを捨てて是非一読を。

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著者プロフィール

手嶋龍一  Teshima Ryuichi 外交ジャーナリスト・作家。9・11テロにNHKワシントン支局長として遭遇。ハーバード大学国際問題研究所フェローを経て2005年にNHKより独立し、インテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表しベストセラーに。『汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師』のほか、佐藤優氏との共著『インテリジェンスの最強テキスト』など著書多数。

「2023年 『ウクライナ戦争の嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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