6月19日の花嫁 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425122

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  • 記憶を失った千尋。記憶を手繰りながら自分探しを始める。面白いのだがママが出て来た辺りから漫画ちっくになった感じ。

  • 記憶喪失  花嫁

  • 最近忙殺されていたので久々な読書。
    これはスラスラ読めそうかなーと選んでみた。

    とてもハラハラドキドキさせられて、どんどん次へ次へと読み進めたくなるような小説。
    サスペンスではなかったけどサスペンス×恋愛みたいな。

    あたしは好きなのに評価が低くて残念。

  • ある雨の日、結婚を一週間後に控えた千尋は「彼」運転するの車にのり事故に遭い意識を失う。
    一行という見知らぬ男に助けられるが千尋は記憶喪失になっていたのだ。自分探しをしていくうちに千尋は2度もの記憶喪失に陥っていることを知り、だんだんと過去が明らかになってゆく。

    「記憶喪失」と恋愛モノというとなんか陳腐な昼メロという感じが私にとっては否めなくて
    なんだか嫌な導入部分だった。
    「彼」というのも大体最初に想像したとおりでひたすらううーーんと頭を抱えてしまった。
    二度もの記憶喪失・・・・そんなことありえるのか?という非現実的すぎる内容にあまりにも共感できない。
    ただ千尋が父の莫大な遺産相続人で千尋の相続分を横取りしようとする継母から逃げるシーンは笑ってしまう
    それとラストはいかにも乃南さんらしいなぁと思った。
    「禁治産者」という言葉をこの本で初めて知った、法律ってある意味怖い(>_<)

  • 私が乃南さんに初めて出会った作品。
    ファンになるきっかけでした。

  • 2010年 11月 読了
    上司から乃南アサ面白いよって勧められて、本屋で探して、題名に惹かれて買った本。

    最初と最後の繋がりを読んで、ホッとしました(*^^*)

  • 事故って記憶喪失になったけど思い出してく、って話。
    内容が内容だったのでサクっと読めちゃった一冊。

  • 過去を失うってどういうことなんだろう。
    過去=自分自身そのものなんだろうか。
    そんなことを考えながら読んだ本。

    主人公は記憶を失った女性。
    思い出したのは一週間後の6月19日に結婚するということだけ。
    結婚相手のことどころか、自分自身が誰なのかさえわからない。
    次々と明らかになる身に覚えのない事実…

    漠然とした流れながらも引き込まれるのだけれど
    終盤はかなり失速した感じ。
    異色の結末、というふれこみだけれど、このラストは微妙。

  • おすすめって程でもないけど、私は好きです。
    記憶が戻ったと思いきや、謎がまだ・・・という展開がハラハラしました。
    千尋が最初嫌いでしたが、いつの間にか感情移入してました。
    あと一行がなんか好きです。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    わたしは誰―?6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。"自分探し"を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか…。「結婚」に揺れる女性心理を繊細に描き、異色の結末まで一気に読ませる、直木賞作家のロマンティック・サスペンス。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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