ちんぷんかん しゃばけシリーズ 6 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 351
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461267

感想・レビュー・書評

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  • 図書館借り、再読。
    母親の恋物語が面白かった。
    小紅は儚い…だから美しいのかも。

  • しゃばけシリーズ第6弾。
    若だんなはじめ、いつもの面々が活躍する安心の内容。
    若だんなが三途の川に足を運んだり、
    兄松之助の縁談があったりと実にバラエティに富む。

    何も考えずに読めるこういった本もたまには大事。

  • 【しゃばけシリーズ6作目】今回は短編だからサクサク読める。それにしても前回の続きで少しは体が丈夫になったかと思えばひ弱なままだった。『鬼と小鬼』三途の川とはまたまた。冬吉がなぜ河原にいたのかが不思議~。結局は苦い薬で助かったのか?『ちんぷんかん』秋英の成長日記のようなもの。狸との化かしあいがあってほんわか。『男ぶり』一太郎の母おたえの話。やっぱり妖が見えたんだと納得。『今昔』陰陽師とは…色々ネタを考えますね。それにしても松之助の縁談って前から話に出てきたけど一体いつ決まるのやら。『はるがいくよ』松之助の縁談の話

  • このシリーズは特にそうだけれど、読み終わった後にもう一度カバー絵を見直すのが楽しみ。あぁ、このお話の絵がこれだったのかぁ、とすっきりします(笑)。相変わらず寛朝さん強し。小紅は切なかった。

  • 松之助さん、よかった

    小紅、せつないねぇ

  • しゃばけシリーズ第6弾.
    若だんなが火事に巻き込まれ冥土行きしてしまったり,広徳寺の寛朝の弟子秋英が本の中に連れ込まれる,若だんなの両親の馴れ初め,松之助さんの見合い,庭に新たに植え替えられた桜の怪,桜殿が遣わした桜の花びらの精,小紅など盛りだくさんでした.

    銭の川とか,和算,式神とか面白かったです.

    花びらの精の話はジーンと来ました.人と花びら,妖怪の人間,限られた命をどう生きるか考えさせられるお話でした.

  • 安定の若旦那。…と思ったら、この巻に収録されているお話は、どれも若旦那の青さというか、子供っぽさが目立ちますね。
    …いや、よく考えれば、若旦那はまだ高校生くらいの年齢なので、無理もないのですが。
    変わり映えのしない妖し達に囲まれていても、人の世を生きている限り、変化が起こるのは当然のことで。自分だけおいてきぼりの気分だろうなあ。まあそこで悩むのは若者の義務でもあるので、精一杯悩めばいいと思うのです。

  • 300307352  B913.6-ハタ

  • ラストのお話、花びらの妖、切なかった。
    若旦那が兄や二人を思う気持ち、兄や達が若旦那を思う気持ち、
    全てが切なくてじーーーんとしました。

    でも私の一番好きだったのは、中頃に収録されてた上野豪徳寺のお話。今の私の心にストレートにくる言葉がズラリと。思わず手帳にメモりました。

  • ★3コと半分くらい。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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