天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム (新潮文庫ｎｅｘ)

著者 : 知念実希人

• 新潮社 (2016年1月28日発売)

感想・レビュー・書評

[noramasaさんの感想 · 2016年5月31日]

このシリーズは、何が原因だったの？？
気になって一気に読んでしまう
そんな本でしたね。

世の中いろんな病気があるなぁ～
毎回この本を読みながら思います。
あと今回はいろんな恋も。

小鳥と鷹央の今後の関係も楽しみです。

[あやらんこまりさんの感想 · 2023年9月16日]

あぁやっぱり面白い。
シリーズ制覇しよーっと☆

[❀なな❀さんの感想 · 2023年8月10日]

今回も面白くてすいすい読めました。
全ての肝は“小鳥遊”
もうめっちゃ活躍しています!
小鳥遊の良さが伝わってくる内容となっているので、彼にも幸せになってほしい（இдஇ｀。）
知っていても意外な症状のある病や知らない病がぽんぽん出てくるので、いつもながら勉強になります。

[マルレラさんの感想 · 2023年5月4日]

天久鷹央シリーズ4作目。「迷い込んだ呪い」「ゴミに眠る宝」「瞬間移動した女」の3作品が収録されており、それぞれ結婚しようとすると身体に異変が起こる謎、ゴミ屋敷で起きた殺人事件の謎、遺体が瞬間移動した謎に天久鷹央が挑みます。

Amazon Audibleに初挑戦し、通勤の車内で楽しく読めました。 2作品で殺人事件が絡んでいて、目新しさがありました。

今作も「悲恋のシンドローム」という副題が内容にピッタリで素晴らしいなと思いました。次作も楽しみです。

[モロさんの感想 · 2023年1月30日]

瞬間移動した女が今まで読んだシリーズの中で、1番好き。
解決するまで二転三転し、ミステリーとしての面白さだけでなく、それ以上に人間ドラマがあり、それが本当に切なかった。そこにも医療を絡めているところも流石でした！
終わり方も希望があり、秀逸。

このシリーズは医療関係が全く分からなくても楽しめるのが、本当にすごい。

[ゆふぃさんの感想 · 2021年5月24日]

人の心もからだも、複雑だなぁ…。瞬間移動の話はやるせない気持ちになった。小鳥くんがいいやつ。そしてあまりポンコツじゃないところがいい。

[まつのーるさんの感想 · 2020年3月5日]

いいね

[ひるあんどんさんの感想 · 2019年7月6日]

今回も面白かったです。霊感商法、ゴミ屋敷問題、性的マイノリティー問題等時事問題も取り入れ、「特殊な事件」ではなく、どこにでもある問題とも感じられます。今回も小鳥遊先生は悲しい終わりでしたね。鷹央先生はなんか違う感じがするし、小鳥遊先生にも春が少しは来てほしい。

[ことぶきジローさんの感想 · 2016年2月3日]

メディカル・ミステリー・シリーズ第4弾。シリーズを重ねるごとに確実に面白くなっている。

『迷い込んだ呪い』、『ゴミに眠る宝』、書き下ろし『瞬間移動する女』の連作短編に書き下ろしのプロローグとエピローグを加えた構成で全体の流れを作っている。

プロローグから始まり、最初の『迷い込んだ呪い』では、天久鷹央が後半に気持ちの良いテンポで事件を解決し、次の短編へとつないでおり、これが作品全体のレベルを決定付けたようだ。

『ゴミに眠る宝』と解決瞬間移動する女』の両作ともに、一体どこにメディカル・ミステリーの要素があるのかと思うのだが、その疑念は見事に氷解される。

ところで、推理カルテ・シリーズと事件カルテの差はどこにあるのだろう…少し気になる。

[rdstaka22さんの感想 · 2023年1月18日]

小鳥のお気に入り看護師の同僚が死んだ。しかし、その死因がわからない。警察によると瞬間移動でもしない限りそんな場所で死んでるはずが無い。看護師に頼まれて鷹央死因を調べる事になったが、まさかこんな謎だったとは…読んでいてもこんな事には気付かない(^^;;

著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃　レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。