- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101800905
感想・レビュー・書評
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相変わらず面白いんですが、刊行順=本の数字のじゃないとようやく気付きました笑
ちゃんと最初に調べないとですね!刊行順じゃなくても楽しめますが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後の大きな謎解きの時それまでの出来事や心情などの過程が謎解きの面白さを引き立てていて面白かった。
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鷹央先生……
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今回も読みごたえばっちりだった。
人込みで体が腐る?!
気を使って若返らせる?!
神の奇跡?!
どの謎も鷹央先生の推理が冴えわたって、謎解きの姿が凛々しくかっこいいったらない。
トラウマとも言える健太くんの件も、少しずつ鷹央の中で消化できるようになってきているようでよかった。悲しみは消えないとしても、人はそれでも生きていかなくてはならないのだよね。。。
小鳥遊クンにもエールを送っておこう。
鴻ノ池と鷹央のタッグに負けないようにw
さて、『推理カルテ』は既刊分読破で、あとは『事件カルテ』。楽しみだ。 -
パターンが決まっていても楽しく読めました。ナンバリングは今回で読み終わったので、次作から色々パターンが変わるのか楽しみにしています。
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短編集。人混みで腐る身体、「気」で若返る、奇蹟を起こす預言者。エストロゲンを大量に投与すると若返ったようになるけどガンなども誘発する、サプリを取りすぎちゃいけないのはこう言うことか。信仰心があっても目に見えるものじゃないから迷うことはあるわよね、見えるものに縋りたくなるのもわかる気がする。
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今回もすごく良かった。
なんと言っても今回の見どころである白血病の少女を救えるかという物語が非常に良かった。
天久鷹央の推理カルテ-ファントムの病棟-で出てきた健太と重ね合わせながらストーリーが進んでいくのだけど、今回は医療不信に陥り、預言者の言葉しか信じない母親が骨髄移植を許可しないと娘の命がないというまた別問題なのがまた面白い設定。
一見医療とは関係なく見えるけどしっかりメディカルミステリーになっていて、トリックが仕込まれているのがやっぱり面白いし勉強にもなる。
宗教的な話も白血病の話も前作までの物語と被る所があるのに、また別の物語になっていてさすがだなと思う限りでした。。 -
面白かったです!
最後の話が、良かったです! -
安定の面白さ。
悲観的な状況でも、心理描写が微に入り細に入り、という感じではないので、耐えられる。
病院など、人の不幸にどうしてもフォーカスが当たる場所が舞台の場合、書かなさすぎでも話に入れないし、そのバランスが大事だと思う。
私には、この作家さんのバランス感覚がとても心地よい。