ジェーン・エア(上) (新潮文庫)

  • 新潮社
3.83
  • (98)
  • (104)
  • (125)
  • (11)
  • (3)
本棚登録 : 1238
感想 : 91
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102098011

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 妹が書いた「嵐が丘」とは大分違う印象を受ける作品で面白かった。孤児のジェーンが伯母の家で虐待を受け、家を出た先の寄宿学校は環境が悪く、とにかく散々な目に遭います。後半は家庭教師になり御屋敷に仕える事からジェーンの運命が大きく変わり始め、幸せになって欲しいなと願わずにはいられない上巻でした。下巻はどのような展開が待ち受けているのか楽しみです。

  • 第4話(11月6日放送)にチラリと登場。海外で出会った男性のことで心が揺れている真琴は、強い女性像を描いたこの作品に、自分自身を重ねようとしているのかもしれません。

  • 少女時代(そんな時期もありました)にずっと好きで読んでいた本。純粋でしたなぁ。

  • 元祖ロマンス小説とういイメージで読み始めたら冒頭部分のリアリズムに面食らったが、私は中盤以降のメロドラマ的ラブストーリーよりこっちのほうが好きだった。
    愛の言葉やキリスト教の精神が長ったらしくて、感情移入できなかった。。

  • 2013年10月6日読了。

    映画を観たので、原作読みたくなった。
    映画より話が詳しくていいです。

    子供の時に読んだことあるのかなぁ???
    相変わらず、イギリスのこの頃の小説は、好きです。
    少女漫画読んでるみたいで。

    このお話の二人は決して美男美女ではないし、お互い大変不幸な
    過去を持ってて、ちょっとじれったい感じの恋愛。

    でも、ジェーンって、すっごい皮肉屋な気がするんだけど、
    お話の中では、心のきれいな聖女のような描かれ方してる・・・。

  • 第2回イベントの本です。

    ―「嵐が丘」の著者のお姉さんが書いた、イギリスの恋愛小説。
     主人公ジェーンの少女時代からの人生を描いた作品。
     読み手の経験や心情で、読むたびに感じるところが変わるので、何度も読み返したい一作です―

    読み手のたどっている人生の変化によって、また新たな感情を呼び起こす本。これは本当に良書ですよね。
    今現在の自分が読むと、どんな感情が湧き出るのか。
    ご紹介いただいて、読んでみたくなりました。

  • ロチェスター様のツンデレ!

  • 女の人におすすめの本❤

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 読了。

  • フェミニズム賞賛かと思ったが、そういうわけではないな。

    初版、昭和28年。

    孤児として始まり、虐待を受け、名門貴族の家庭教師へ。ある一人の女性の物語。
    どこか、昼ドラの様な陳腐さも垣間見得るが、それが、貴族社会の在り方を如実に感じさせる。

    随所に散見される、主人公ジェーンの名言があまりにも、沁みる。
    少女の台詞なのだが、人生を達観したような、孤児の死生観というかなんと云うか。
    人の真理を突いた点が、とても多い。

    長編の上下巻なので、結構疲れる。
    下巻はドロドロしないことを望む。

全91件中 21 - 30件を表示

C・ブロンテの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
マーガレット・ミ...
エミリー・ブロン...
ウィリアム・ゴー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×