シャーロック・ホームズの叡智 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.83
  • (141)
  • (143)
  • (214)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 2266
感想 : 79
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102134108

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2013.3.13 再読

  • “「何しに行くのでしょう?」
    「私にはさっぱりわかりません」警部は肩をすくめて、いった。「ここだけの話ですが、ホームズさんはご病気がなおりきっていらっしゃらないようですね。なさることが実に妙で、ひどく興奮していらっしゃいます」
    「ご心配なさることはありませんよ。言行は狂気めいていても、あの男はちゃんと条理<すじみち>が立っているのが常です」私は弁解しておいた。
    「あれが条理なら、狂人の条理というものでしょう」警部もつぶやくようにいった。”[P.104_ライゲートの大地主]

    「技師の親指」
    「緑柱石の宝冠」
    「ライゲートの大地主」
    「ノーヴッドの建築士」
    「三人の学生」
    「スリー・クォーターの失踪」
    「ショスコム荘」
    「隠居絵具屋」

    “ソームズ君はホームズの流れるような説明にいささか圧倒されたらしい。「ほかのことは一応わかりますけれど、鉛筆の長さの点だけはどうも……」
    ホームズは鉛筆の削り屑にNNと銀文字があって、そのあとにやや長く文字のないのを一つもちだした。
    「おわかりでしょう、ほら?」
    「さあ、そうおっしゃってもまだ……」
    「ワトスン君、いままで君を不当に誤解していたよ。わかりの悪いのは君ばかりじゃなかった。」”[P.187_三人の学生]

  • 再読。新潮版だけの短編集。
    「技師の親指」
    「緑柱石の宝冠」
    「ライゲートの大地主」
    「ノーウッドの建築士」
    「三人の学生」
    「スリー・クォーターの失踪」
    「ショスコム荘」
    「隠居絵具屋」

  • 4102134107 246p 1991・2・10 67刷

  • 『技師の親指』

    『緑柱石の宝冠』

    『ライゲートの大地主』

    『ノーウッドの建築士』

    『三人の学生』

    『スリー・クォーターの失踪』

    『ショスコム荘』

    『隠居絵具屋』

  • 080430(s 080509)
    100506(m 100728)

  • 技師の親指・緑柱石の宝冠・ライゲートの大地主・ノーウッドの建築士・三人の学生・スリー・クォーターの失踪・ショスコム荘・隠居絵具屋

  • ホームズ・シリーズの完結編。

    「技師の親指」
    「緑柱石の宝冠」
    「ライゲートの大地主」
    「ノーウッドの建築士」
    「三人の学生」
    「スリー・クォーターの失踪」
    「ショスコム荘」
    「隠居絵具屋」
    8編収録。
    頁の都合で割愛されていた短編を纏めたもの。
    始めの二編が(冒険)、次の一編が(思い出)、次の三編が(帰還)、あとの二編が(事件簿)から。

全79件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

コナン・ドイルの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
コナン・ドイル
宮部みゆき
東野 圭吾
コナン ドイル
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×