隠蔽捜査

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103002512

感想・レビュー・書評

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  • キャリアの警察官僚が主人公の異色のサスペンス小説。主人公にはあまり感情移入できなかったが、キャリア警察官僚の自負がよく伝わってきた。話の展開も面白かった。

  • 竜崎。なんか嫌なエリートかと思いきや、なかなか味のある人物で、このシリーズ読むのが楽しみ。

  • ドラマがとても良かったので原作読んでみました。お互いが裏切る事なく最高の読後感。絶対的官僚節が気持ち良い。

  • 隠密捜査シリーズの第一作。
    シリーズの2作以降を先に読んでしまったが、なにも違和感なく、まるで、スピンオフを読むような感じで読めてしまった。(つまり、2作め以降も、この初作を読まずともすんなり入るということ)
    霞ヶ関にこんなキャリアが大勢いれば、日本ももっと良くなるのに・・・などと嘆いてみたりして。

  • 第27回(2006年) 吉川英治文学新人賞受賞

    内容紹介
    竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は〈変人〉という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。

  • 再読。
    ドラマが始まったので、もう一度読んでみようと思って。
    キャリア官僚たちには色々な思惑がうごめいてるんだなぁーと。

  • 睡眠時間を忘れて一気に読んでしまった。
    果断が早く読みたい!
    竜崎の世界にすっかりハマりました…

  • 警察の身内の犯罪事件に対して、警察官僚の主人公がさまざまな軋轢に直面していくフィクション。こういう小説、アラフォー社会人になると、以前とは違った読み方になってきます。

  • 実家にあった本。
    典型的なキャリア組やなやつ~・・・と思いきや、
    流されず誤魔化さず計算がなくこんな人はなかなかいない。
    読み終わったころには完全に竜崎側。
    奥さんがまたいい。

    シリーズ化されてるわけです。
    5まであるので、楽しみ!!

  • 最初は主人公を嫌なヤツだと思ったが、読み進めるうちにスジの通った言動が気持ち良くなり面白く癖になってくる。伊丹や部下や家族との関係に頬が緩み、最後はニヤリとした。続きが楽しみ。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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