疑心: 隠蔽捜査3

著者 :
  • 新潮社
3.68
  • (89)
  • (217)
  • (183)
  • (30)
  • (4)
本棚登録 : 1074
感想 : 187
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103002536

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 隠蔽捜査の第3弾♪
    今回は、事件とは別のところで竜崎のキャラを楽しめました(^-^)
    上層部の陰謀!?なのか(苦笑)、大森署の竜崎に、第2方面警備本部本部長の命令が。何かの間違いだと思いつつも、やむなく着任した竜崎の秘書官に美人キャリアの畠中さん♪
    冷静沈着、理路整然、奥さんからは「唐変木」と言われている竜崎が、アイドルには傾倒しなかったのに、この美人秘書官に心惹かれてしまう様が、とってもおかしくて、幼馴染で警視庁刑事部長の伊丹に相談したり…。事件もさることながら、この人間模様が今回とっても面白かったです!!

  • 竜崎、ここまでうろたえるかなという感じ。事件を追った話ではないなあ。

  • 相変わらずの面白さでした!
    今回は、あの竜崎が特殊任務の中で秘書になった美女・畠山に恋心を抱くというまさかの展開がとても面白かったです!
    竜崎の人間らしさが出ておろおろしている姿も良かったです!

  • もう一ひねりあるかと思ったが・・・
    今回は竜崎の恋愛が眼目か。

  • シリーズ第3作。
    理性家のキャリアの竜崎の唐変木さと気持ちよいほどのまっすぐさが魅力で本作も読みましたが… 今作の最初の三分の一くらいは、竜崎節の恋愛観が書かれているのですが、そのあと、なんと竜崎が恋に身を焦がし悩み抜くので、驚きです。
    主軸の、米大統領来日に向けた警備の方面?責任者のストーリーは、伏線が簡単に読めてしまいましたが、アメリカのシークレットサービスとのやりとりなど緊迫感がありました。
    あまりに苦悩する姿が描かれていたので、陰謀を疑ったのですが、結局は竜崎流の対処の仕方で乗り越えてしまいます。
    しかし! あとがきによると、本作を裏から書いた隠蔽捜査3.5という短編があるそうです。そちらを読むと、より本作が楽しめるのだとか。読みたいですね

  • 竜崎署長の恋バナ…
    まぁ、隠蔽捜査もネタ切れ?
    それとも小休止?

  • ちょっと毛色のちがう1冊。
    美人キャリア(だっけ?)が竜崎のもとに。

    揺れ動く竜崎の心と、アメリカ大統領来日のどたばた。

  • ストーリーが単純なので、展開が途中で読めてしまった。

  • 竜崎みたいなタイプは旦那さんにはしたくないけど
    仕事の上司としては欲しい人材です。
    1、2を読んでいないので、これから読んでもっと竜崎の事を知りたいと思いました。
    堅く見える表紙からは恋物語が出てくるとは思っていなかったので、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
    もう少し仕事ぶりを見たかったです。

  • 竜崎伸也は熱い変人だ。いまどき、国の為に働く人なんてこの人ぐらい。
    キャリアとしての誇りだろうが、こんな人が本当にいたら大変だ。周りは苦労する。そんな主人公で面白くストーリーを組み立てる作者の構成力はすごい。

全187件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今野敏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×