銀齢の果て

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 234
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103145288

感想・レビュー・書評

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  • 短編でもよさそうな設定ですが、挿絵や挿入歌まで豪華な長編に仕上がっています。いきなりの開戦、ところどころの風刺、終盤のドタバタ加速、いつもどおり下品さが見所です。

  • 筒井康隆が老人同士のバトル・ロワイアルを書いた。
    筒井康隆感満点、安定のテンポのいい文章で面白かった。

  • 超高齢化社会問題解消目的の政府主催、満七十歳以上によるバトロワ。
    原作バトロワ(未読だけど;)より理由がリアリティあるし、老害とか差別とか、ちょっと考えさせられたりもする(笑)面白い。さすが筒井先生。

  • 変に面白い。

  • お年寄り版バトロワ。
    発想はおもしろいけど、じじばばの登場人物多すぎで名前ややこしい。

  • 少子化、高齢化対策に、町内で70才以上の年寄がシルバー・バトルをして生き残った1人だけが助かるという政府の政策により繰り広げられる老人版バトル・ロワイヤル。

    筒井康隆らしいブラックなお話ですが、展開的に驚かされることはなかったです。ご町内戦争ものの「となり町戦争」よりは文章が上手い分、面白かった。

  • 老人であることは悪なのか? 和菓子司の隠居、宇谷九一郎の住む宮脇町でも、
    70歳以上の国民に殺し合いをさせるシルバー・バトルが遂に始まった! 21世紀
    最大の、禁断の問いをめぐる老人文学の金字塔。

  • 2007年3月28日(水)、読了。

  • 一時間だけ読むつもりが、一気に読了してしまった。
    過激な設定だけではなく、決して綺麗ではない死に様の多種多様さと、そこから伺われる登場人物の背負ってきたものに引き込まれる。

  • 老人相互処刑制度。本当に施行されないかなぁ、とちょっと思うのは俺だけではないはず。この設定のブラックさだけで購入。中身は・・・まぁまぁ。この設定で1冊本を書いて出版できるのがすごいとは思うけど。もっと中身どろどろしてくれてもよかったな(ぉ。譲渡済

著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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