豆の上で眠る

著者 :
  • 新潮社
3.18
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本棚登録 : 4098
感想 : 563
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103329121

感想・レビュー・書評

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  • 姉妹。
    面白いけど…面白いんだけど…昔読んだのに最後まで、内容を思い出せなかった

  • 幼少期、姉の失踪前、最後に読んでもらった童話『えんどうまめの上にねたおひめさま』を忘れられない妹は、戻ってきた姉に『違和感』を感じ続ける。この『違和感』が、物語の最初から最後まで、消えることなく続いていく。後半の種明かしに、一気に引き込まれるが、『違和感』だけが残る

  • 2日で読んだ。面白かった。「えんどう豆の上で寝るおひめさま」ていうアンデルセン童話は初知り。
    豆の上で寝る違和感を姉にずーっと抱えてる結衣子(妹)目線の話。突然失踪した姉が2年後に戻ってくるけど別人ていう、おもしろ本、何とも複雑な事情があって最後怒涛の暴かれ方するけど頭の整理にちょっと困った

  • タイトルや表紙の印象の可愛らしさによんでみたものの、内容はどちらかというとシリアスなものでした。

    読み初めはこれはどういうことなの?と場面がたびたび変わるので頭が追いつかないこともありました。
    だけど、読み進むにつれて気になってノンストップで読んでしまう勢いはあったかなと思います。

    正直、結末としてはあーよくあるやつかとは思ってしまいまう方も多いかと思います。
    とはいえ、そこに至るまでの書き方や誘導は良かったかなと思います。

    また、話の終盤までのまゆこちゃんの印象強さとは裏腹に最後にはまゆこちゃんってなんだったんだろうと思うほどにその印象が消えていくところが読者とゆいこの思考が同じになるのうな感覚がありました。

  • 最後の最後まで読みごたえがある。

  • 今と昔を交互に描きながらも
    一つの真実に交わっていく過程は
    湊かなえらしさであり、大きな魅力です。

    身体がスッと冷たくなるような不思議な恐ろしさと
    数々の疑念が晴れていく清々しさ
    ミステリーなのに怖さだけじゃない絶妙な色味が
    本当に素晴らしかったです。

  • 2020.08.30

  • 最初から最後までずーっとモヤモヤしっぱなしでした。

  • 途中の盛り上がりが凄まじく手が止まらず、ついつい夜更かししてしまいました。
    割と最後はあっさりな感じがしました。
    湊かなえさんの書く不気味さがクセになります。

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著者プロフィール

1973年広島県生まれ。2007年『聖職者』で「小説推理新人賞」を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビューする。2012年『望郷、海の星』(『望郷』に収録)で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞する。主な著書は、『ユートピア』『贖罪』『Nのために』『母性』『落日』『カケラ』等。23年、デビュー15周年書き下ろし作『人間標本』を発表する。

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