- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103329121
感想・レビュー・書評
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前半部分のわだかまりが引っ張りすぎていて、「先が気になって止まらない」と言うよりは「いやもう取っかかりだけでも早くしてよ」と言う気持ちになった。ラストの急展開の説明くさい告白にもモヤモヤ。
最後なっちゃんと鉢合わせるシーンは湊かなえさんらしいなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016.6.27 読了
なんとも言えん読後感。。。
現在の話と過去の話が 交互に語られる、と
あれ?て思いながら読み進める。
ずーっとモヤモヤしながら。
気になるから どんどん読む。
てなことで、すぐ読めちゃいました。
これは、結衣子の立場なら
全部 教えておいてくれよー!だよな。
それなりに 面白かった。 -
こんな結末かー。。。
いっぱい考えさせる本ですよね、湊かなえさんの本は。 -
小さい妹にしてみれば、自分の姉と血が繋がっているかどうかなんて関係ないのかも。自分の身近にいた人かどうかということだけが重要なのかもね。
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湊かなえの小説は、誰も悪者ではないのに誰も幸せになれない話が多い。そこが狂おしい程好きなのだけれど。
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久しぶりに、食い入るようにして読みました。
ページをめくる手がとまらず、、!
最後、すべてが明らかになってから、混乱するゆいこちゃんの問いかけ、’ほんもの’とは?
その一文がずっしり重い。
なんとも湊かなえさんらしい作品だなと。
どうすれば、みんなが幸せになれたのか?
その問いかけの答えが、わたし自身わかりませんでした。
姉妹ならではの、ライバル意識とか、親の前でいい子でいなきゃ、って意識とか、そのあたりの描写がすごくリアル。