- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103361725
作品紹介・あらすじ
とびきりの謎、五連発、最凶の「禁止フェスティバル」開宴! しかも、切れ味は本格派! 熱狂的なカルトを生んだ深夜番組「放送禁止」。読書界の度肝を抜いた『出版禁止』。「禁止」界日本代表、長江俊和が放つ待望の最新作、いよいよ刊行! 人間が「死ぬ瞬間」を目撃させるツアー、歪んだ愛が誘う天井裏の悪魔、完全犯罪の遂行者だけが知る真実――。期待を裏切らない恐怖と驚愕がみっしり詰まった作品集!
感想・レビュー・書評
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禁止シリーズあまりとくいではない
アイデア一発勝負つて感じのショートショート集。でも、私にはその切れ味が鋭く感じないので残念。 -
短編集ということでサクサク読むことができましたが、ジャブ5連発という読後感にとどまってしまった印象。長編で読む方が好みかも。「マンションサイコ」や「斯くして、完全犯罪は遂行された」の男女関係における厭さの引き立て方は流石だと思ったので、次は『恋愛禁止』を読んでみようかと。
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5つの短編が入っていて、どれも見たことがないテーマばかりでした。
・殺人を目撃させるツアーの話
・元別れた彼氏の家の天井裏に住みつく話
・記憶を失った新興宗教の教祖の謎に迫る話
・元カノとの復縁から始まる完全犯罪の話
・行き過ぎた世直しを行う団体に独占取材する話
背筋が凍るようなゾクッとする話が多かったです。
個人的には表題作の「掲載禁止」が面白かったです。思わず読み返しました。 -
5篇の謎が詰まった短編集。
帯にはこれは【トラミス】(トラウマ必至のミステリー)だ!とありました。
どれもよかったですが、私は最後の「掲載禁止」が一番やられた。『品格会』という世直し活動をする人のお話です。
このシリーズ、とにかく考察するのが楽しい。 -
長江さんの作品は読んだ後必ずと言っていいほど考察サイトへ飛んでしまう!!繋がるのかな~思いきや短編集。どれも衝撃的だか、短編だと少し消化不良。
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くるくる展開が変わってえっ?!えっ?!てなった
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イヤミス的な感じで、人間の嫌な部分が幾つも描かれていました。
それでも読む手は止まらず、クセになる読後感。
『出版禁止』シリーズとはまた違う構成なので、長江先生の幅の広さも感じられました。
短編集なのに色々組み込まれていて、それが発覚した時の爽快感があるのに、どこかいやーな感じが何とも言えない!
私としては面白かったです!