- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103971078
感想・レビュー・書評
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最後のよくわからなさが初めてしっくりきた作品。
とは言え全体のイメージを覆すまでには至らず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
≪県立図書館≫
150ページくらいで飽きてしまった。
でも、終盤になってくると、読むのに勢いがでてきた。
本当、一連の劇を観ている感覚になった。
一冊丸ごと、劇。
最初は、読みにくくって、分かりにくかったけれど
最後は、すごくまとまった感覚を得ました。
変わった感じの本だったなぁ。 -
一般的な小説の形式で書かれておらず、同じ場面が繰り返し登場するので、読み始めは少々面食らいました。途中から舞台の脚本という設定が入っている事がわかったが、やっぱり読みにくかったです。
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難しくて理解できなかったので、また読まなきゃなあ…と思ったまま時間が経っている。
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面白かった。でも、難しい。
いま、どこにいるのだろう、と心細くなる。
曖昧でいて、難解。難解なようで、単純なお話。
一生懸命、考えようとすると疲れます。
フジツボとか鴉とか、ちょくちょく挟まれる小話、ぞくっとする。
それでいて、恩田さんの作品のこういう要素を、楽しみにしてる。
怖いの、見たいよね。 -
難しい。
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様々な物語がそれぞれに進んでいく。
何が起こっているのか一見してわからないけれど、
何かが着々と進んでいく様子に魅入られる。
もともとの文章力のせいか、文章にひきこまれる。
ざっくりとしかわからないのに、なんとなく引き込まれる。
最後まで一気に読んでしまった。 -
物語が入り組んでて面白い。
こういう手法の小説は他にもあるけど、一番「やりきった感」がある。 -
話の構造が少し複雑で、一読しただけでは分かりづらい部分も多かったが、その分読み応えもある。
どの「層」がどういう設定なのかを考えながら読むと理解しやすい。
オチは分かりやすいので、この複雑さを楽しむ話かもしれない。 -
オチが何となく序盤で読めるのがつらいけれど、映像化したらお安くできておもしろそう。