中庭の出来事

著者 :
  • 新潮社
3.19
  • (55)
  • (128)
  • (389)
  • (75)
  • (19)
本棚登録 : 1213
感想 : 208
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103971078

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最後のよくわからなさが初めてしっくりきた作品。
    とは言え全体のイメージを覆すまでには至らず。

  • ≪県立図書館≫
    150ページくらいで飽きてしまった。

    でも、終盤になってくると、読むのに勢いがでてきた。
    本当、一連の劇を観ている感覚になった。
    一冊丸ごと、劇。

    最初は、読みにくくって、分かりにくかったけれど
    最後は、すごくまとまった感覚を得ました。
    変わった感じの本だったなぁ。

  • 一般的な小説の形式で書かれておらず、同じ場面が繰り返し登場するので、読み始めは少々面食らいました。途中から舞台の脚本という設定が入っている事がわかったが、やっぱり読みにくかったです。

  • 難しくて理解できなかったので、また読まなきゃなあ…と思ったまま時間が経っている。

  • 面白かった。でも、難しい。
    いま、どこにいるのだろう、と心細くなる。
    曖昧でいて、難解。難解なようで、単純なお話。
    一生懸命、考えようとすると疲れます。
    フジツボとか鴉とか、ちょくちょく挟まれる小話、ぞくっとする。
    それでいて、恩田さんの作品のこういう要素を、楽しみにしてる。
    怖いの、見たいよね。

  • 難しい。

  • 様々な物語がそれぞれに進んでいく。
    何が起こっているのか一見してわからないけれど、
    何かが着々と進んでいく様子に魅入られる。
    もともとの文章力のせいか、文章にひきこまれる。
    ざっくりとしかわからないのに、なんとなく引き込まれる。
    最後まで一気に読んでしまった。

  • 物語が入り組んでて面白い。
    こういう手法の小説は他にもあるけど、一番「やりきった感」がある。

  • 話の構造が少し複雑で、一読しただけでは分かりづらい部分も多かったが、その分読み応えもある。
    どの「層」がどういう設定なのかを考えながら読むと理解しやすい。
    オチは分かりやすいので、この複雑さを楽しむ話かもしれない。

  •  オチが何となく序盤で読めるのがつらいけれど、映像化したらお安くできておもしろそう。

全208件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

恩田陸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×