- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104752027
感想・レビュー・書評
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とっくにマルクス主義など信じられなくなっていた末期のソ連で、民族や宗教、そして要人個人のそれぞれの人間性を縫い合わせるように外交を編んでいく記録。国の内外ともにあまりに知らない(知らされない)ことが多いのに驚く。
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佐藤優氏が旧ソ連の日本大使館にノンキャリ外交官として滞在した際の体験をもとに書いたノンフィクション。旧ソ連の体制が崩壊していく経過、ラトビアで民主化運動が盛り上がっていく経過を詳細に記録している。
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真実かどうか検証のしようがないが、本来外交官とはこうあるべきではないかと考えさせられる。それにしても、読むだけで酔っ払ってきそうな感じだった。
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ソ連崩壊時の「人もの」の面白さと、筆者の記憶力に感服させられる。ただ、固有名詞が多くなるとすぐよくわからなくなってしまうのが僕の悪いところ。メモはとても大事だ。
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ソ連邦崩壊のゴタゴタをインサイダーともアウトサイダーとも違う視点から経験した筆者の経験がベースになっている。
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外交官って大変だ。人としての信頼関係と、国のために動かなきゃならんこととか…
すごく面白い本でした。
2007/6/16
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鈴木宗男氏の懐刀と報道されていた人の諜報活動記録のようなもの。
内容は非常に地道な活動なので007のようなものではありませんが、こういった活動が日本を支えていることに感謝するべきでしょう。 -
2007/03 図書館
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ソビエト連邦が崩壊する過程がリアルに描かれている。原因は宗教がらみの人種問題なのだ。リスクをものともせず活躍するミーシャにサムライ魂を感じる。本当は、最後に書かれた国へ自壊の警告がしたかったのではないか。
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5/1
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