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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106106163
感想・レビュー・書評
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2015年出版。
2015年時点でのヒット番組について、著者独自の分析が述べられており、面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多角的に物事をみていて非常に面白い
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東洋経済オンラインでの連載を再構成・加筆訂正して収録した、テレビに関するコラム集である。
今のテレビを語っている本で、それだけで結構貴重な一冊ではあるのだけど、惜しむらくは一冊のまとまりとして終わりが少しあっさり過ぎた点だろう。もう少し、なんらかの形で落としが加えられたら、評価も上がったかなと。
とはいえ、2011年以降の番組を、それも2014年の番組を中心に取り上げながらテレビの分析を行ってくれている内容は、とても楽しめた。一つ一つのコラムは十分質の高い内容だったと思う。
あくまでコラム集であり、これを元に何かしらの知見が得られるかというと微妙なところだが、新書としてはこの深さでちょうどいい。
良い本だった。星四つ半相当と評価したい。