- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106106484
感想・レビュー・書評
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戦略と戦術の違いについての入門書的な本。もうちょっと掘り下げた内容を期待してしまいました。
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「ビジネス書大賞受賞」ということで読んでみた。
内容は、24の様々なケースに対する筆者の仮説と戦略が述べられている。
感想を一言で済ませると、「タイトル負けしてるな」という印象だった。
自分が20代前半だからか、勉強になる内容は少なく、あまり驚きも無かった。大賞を受賞しているということは、中年のビジネスマンにはウケるないようなのかもしれない。 -
【2015年28冊目】
各章ごとの具体的ケースを眺めた後に最終章のまとめを読むと「戦略」とは何かがよく分かります。
企業にいると戦略の重要性はよく分かっているが、実際に戦略の絵を描ける人材はそうはいないことも知っている。
自分がコモディティ化しないための仕事術を考えないとなーと思いました! -
これからの社会を生き残っていくのに、どのような戦略が重要かという著書の得意分野。
プラットフォーム側になれば、つまりはAKBを運営する側になれば、リスクも分散されて、仕事も調整しやすくなる。元締めが儲かるのだ。
これまでの著者の作品がどれも質の良い物だけに期待が高く、今回の作品は新書のためか質量ともにやや物足りなかった。 -
24つの時事ネタからその背景やカラクリを戦略的に思考してみる本。給与の差は所属企業が社員に与える資源量で決まるというのは、なるほどと思った。
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AKB48ってプラットフォームビジネスだったのか…
コモディティ人材にはなるな。ブランディングとマーケティング。麻雀は役に立つ。
戦略、作戦、戦術。戦略を立てられるように。
教養は自分と違う意見に出会うため。
ほとんどの日本のサラリーマンは「高級作業員」は秀逸。その通りだろうなぁ。。 -
[出典]
「「逆張り」の研究」 綿野恵太 -
帯には「『僕は君たちに武器を配りたい』の著者が教える資本主義社会の『攻略法』」とある。
なお、攻略法とはいっても、本書は「戦略的思考ケースブック」であり、さらに各章末尾にはまとめがあり「マニュアル」として使うことも可能である。
内容について、大きくまとめると
・人材のコモディティ化が進んでいる→差別化が必要
・勝てる土俵・システム・仕組みをつくる
・選択と集中により革新的チャレンジをする
・思考力・多様な視点・コミュニケーション力による差別化
といった感じだろうか。
【参考図書等】
・失敗の本質 日本軍の組織論的研究(戸部良一ほか) -
故・瀧本哲史氏の新書。
元マッキンゼーの方なので経営戦略に関する本かと思ったが、もっと広く、AKBやスポーツ、教育、地方政治など、社会のあらゆる事象を対象に戦略思考を展開するケースブック。瀧本氏独自の視点と展開が面白く、すいすい読める。
【メモ】
・人を売るビジネスの3つの壁
①どの人材が売れるか分からない
②稼働率の限界
③売れれば売れるほど、契約の主導権や交渉力がタレント側に移る
・プラットフォームビジネスの関係者には顧客、プレイヤー(運営)、参加者がいる
・プレゼンテーションは聴衆が何を求めているか、で見せ方が決まる
・RPGには資本主義社会の世界観、働き方が組み込まれている
・人材の出入りは企業の業績の先行指標
・合議制からイノベーションは生まれない
・「戦略で勝つ」とは、横一列の競争をせず、他とは違うアプローチを模索すること -
発売当時に読んだなら4つ星
オリンピックでメダルを増やすにはどうすればいいか。
まず「どの土俵なら勝てるかを見極め、勝てる土俵を選ぶ」ことにある