ナ・バ・テア

著者 :
  • 中央公論新社
3.67
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本棚登録 : 2704
感想 : 354
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120035418

感想・レビュー・書評

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  • 私はスカイクロラから読み始めてしまいましたが、最近読んだ記事で、時系列的にはスカイクロラが一番最後、と言うことと、良い考察を読んだので再読したくなっている作品です。(2024.3)
    この辺りは続きを欲してひたすら読み進めていた記憶があります。笑

  • やはり、何と言ってもこの思考の流れ、この文体にいつも惹き込まれる。

  • 不思議な本。
    見事に騙されたけどクサナギさんの過去(新人時代は張り切ってたんだなあと思っていたらカンナミではなかったという)。
    スカイクロラの草薙水素のイメージとはだいぶん違う。笹倉と気軽な関係だったのだなあ。何故あそこまでメンがヘラったのかは、分かるような分からないような…。
    空に救いを求めていて、でも段々と地上の「人間社会」「女であること」に縛られていく様には、変な快感があるな。悲しいはずなのに。

  • スカイクロラシリーズの2作目にして時系列的には最も早い時代に位置する。スカイクロラでは、強い印象を残した草薙水素が主人公。
    スカイクロラの前日譚なので、答え合わせ的な要素は強いけど、草薙のキルドレとしての揺れる心情の描写も良い。
    アニメや漫画みたいに視覚に訴えられない空中戦シーンを主観の感覚で淡々と描写しているのが、逆に印象的でよいね。
    スカイクロラは時系列的には一番最後になってるらしいので、シリーズ全部読んだ後で読み返したいね。

  • 透き通る、軽くて透明な文体

  • スカイ・クロラシリーズ2作目

    クサナギが戦闘機に乗っていた頃の物語
    やはりスカイ・クロラを先に読んでおいて良かった。
    人の繋がりが理解できてくると面白い。

  • 細かくてリアリティのある空戦の描写は、知らない単語も多かったがこの本をきっかけに知ることができてよかった。ストーリーも先が気になった展開です。

  • 初めての森博嗣作品。シリーズの時系列最初の作品から読むことにした。
    何より文章の空気感が好きだった。評判通り説明が少ないし謎が多いが、とにかく空を飛んでいるようなスピード感が心地良い。
    「空の底に沈んでいる」「最適の健闘を」など、言葉選びが好き。

  • 時系列順に読もうと思ったので、この本がシリーズ最初。空を飛んでいるようなさらっとふわっとした読み心地。
    次巻が楽しみ。

  • スカイクロラの次に読んだので、クサナギがその後どうなるか知りつつ読んでしまった。出版順ではなく、時系列順に読んだ方がネタバレにならなくていいかもしれない。
    どうしてもキルドレという存在が苦しいし、人が戦闘で亡くなる場面もあり、読んですぐさま暗くなってしまう。。。
    でも続きが気になる作品。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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