- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120040450
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
今年は寒いね
ってな事で、西澤保彦の『動機、そして沈黙』
ぼくが彼女にしたこと
迷い込んだ死神
未開封
死に損
九のつく歳
動機、そして沈黙
の6つの短編推理小説。
それぞれ完結したのかどうか、あやふやな終わり方かな……。
心理的感情、空想妄想、気持の持ちようでの展開に、まだまだわしには早過ぎたかなっと。
正に感想は沈黙じゃなw
2018年13冊目 -
連作短編集 エ***要素や悪趣味なところがある 作者の長編のような ロジックでスパッと切れるようなものではないが タイトルにもある通り 動機については意外性のある ストーリーが多い
-
一作目が真相が明かされずモヤモヤしたまま終わったので連作かな?と思いきやそうでもなく。謎が多い短編集でした。
-
つくづく西澤さんは肉食系ミステリだ。謎がすっきりとは解かれず、リドルストーリーめいてもいる。
-
少々レズビアン系多し?
どれも不思議系世界な感じで、でも嫌いではない。
すっきりしない感じがいいのかしらん。 -
短編ミステリー集。会話文を中心にミステリーが「語られる」感じの文体。まあまあ面白い。
-
独特な性癖を持つ人達が主人公の短編集。
ちょいと変態ぽい。
私はそこまでグロく感じませんでした。
この本はとても読みやすかった。 -
個人的に良かったのは「ぼくが彼女にしたこと」と「動機、そして沈黙」かな。「ぼくが~」は主人公が珍しく少年だったのに驚いたのですが、やはりと言うべきか、老成した少年でした(笑)ラストの小気味良さが好きです。「動機、~」は何となく予想出来るような展開の物語なのだけれど、最後の最後が何とも言えず怖い!
確かに西澤作品「らしさ」が詰まっています。西澤作品を読み慣れていない方には、あまりオススメ出来ないかも…? -
あとがきで本人が書いていた「西澤保彦的な灰汁」に、なんとなく納得。百合とか、偏執さとか、エロとか、あと最近よくキーワードに使われる介護問題だとか、西澤さんっぽさが盛り込まれている。どの話も特別印象に残る話ではなかったけれど、どの作品にも共通するいや~~な後味の悪いかんじは、印象に残る。現実にも、そんなことで人を殺すのこか、と驚くような事件はたくさんあるけれど、この作品では、殺されるに至った過程に人間の狂気さを感じ、ある意味、そんな理由で殺されちゃったの?って驚くことが多かった。